label
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
labelのコアイメージは「物や人に名前・分類を示す印をつける」こと。もともとは商品や瓶に貼る「ラベル・ラベルシール」という名詞が語源で、そこから「識別のための印をつける行為」全般に広がった。重要なのは、labelには「そのカテゴリーに(時に一方的・単純化して)分類してしまう」という含意があること。物理的なシールを貼る行為から、社会的・概念的に「○○という人間だ」と烙印を押すメタファーへ発展した単語で、しばしば否定的・固定的な評価のニュアンスを帯びる。
2意味一覧
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動詞
(人・物を)分類する、レッテルを貼る
名札(label)を貼るように、ある人や物を「これは○○だ」とカテゴリーに当てはめること。しばしば一方的・固定的な分類のニュアンスを持つ。 -
動詞
(物に)ラベル・はり紙を貼る
最も物理的・直接的な使い方で、商品・容器・荷物などに名前や情報を記したシールをつける行為そのもの。 -
名詞
ラベル、レッテル、(音楽などの)レーベル
コアイメージの起点となる名詞用法。物理的な「貼り紙・タグ」から、人や物に与えられる「分類の名称」、さらに音楽業界での「レーベル(レコード会社のブランド)」まで幅広く使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
label は「classify(分類する)」と似ているが、label には「単純化・固定化されたレッテルを押しつける」という批判的ニュアンスが出やすい。classify は中立的な分類、label は評価や烙印を伴うことが多いという差を押さえておこう。
名詞としての label を忘れがちだが、大学受験・日常英語ともに名詞用法(a label on the bottle など)は非常に頻出。動詞用法ばかり覚えないこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| classify | 客観的・体系的に種類分けするニュアンスが強く、価値判断や烙印のニュアンスはほぼない。labelより中立的。 |
| tag | 物理的な「タグ(荷札)をつける」から「SNSでタグ付けする」まで幅広いが、labelほど「固定的な評価を押しつける」感は弱い。 |
| brand | もともと「焼き印を押す」が語源で、labelより強い烙印・スティグマのニュアンス。否定的な固定イメージをより強く含意する。 |
| categorize | カテゴリーに整理・分類するという意味で最も中立的。labelのような社会的烙印の含意はほぼない。 |
対義語: individualize、distinguish
6派生語・関連語
-
labeled / labelled
形容詞・動詞過去形
ラベルを貼られた、レッテルを貼られた -
labeling / labelling
名詞・動名詞
ラベル貼り、レッテル貼り(food labeling:食品表示)
7コロケーション
- be labeled as ~(~というレッテルを貼られる)
- label A as B(AをBと分類する・レッテルを貼る)
- put a label on ~(~にラベルを貼る)
8確認テスト
“The media quickly labeled the politician as corrupt, even before the investigation was complete.”
① その政治家に腐敗しているというレッテルを貼った
② その政治家のラベルを急いではがした
③ その政治家を腐敗から守ろうとした
④ その政治家の名前を正式に記録した
①が正解。label A as B で「AをBと(一方的に)分類・断定する」という意味になる。この文では調査が終わる前にメディアが一方的に「腐敗している」という烙印を押した、というlabelの固定的・断定的ニュアンスが出ている。②④は「ラベルを貼る」の物理的・事務的な意味の誤解、③は正反対の解釈。
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