tag
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
tagのコアイメージは「何かに後から付け加えられた、識別・分類のための印や情報」です。値札(price tag)は商品に後から付けられた価格情報、SNSのタグ付けは投稿や人物に後から付与されるラベル、コンピュータのHTMLタグはテキストに意味を付け加えるマーカーです。すべてに共通するのは「本体とは別に、識別・分類・情報提供のために外側から付与されるもの」というイメージ。動詞では「〜にタグを付ける」「〜と分類・ラベリングする」という意味になります。「追いかけてタッチするゲーム(鬼ごっこ)」の意味も、相手を「捕まえてマーキングする」感覚で同じコアに繋がります。
2意味一覧
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名
ふだ・タグ(荷物・商品などに付けられた識別ラベル)
本体に後から付け加えられた識別情報の物理的な形がラベル・ふだです。price tag(値札)やname tag(名札)が典型例。 -
名
(SNS・データなどの)タグ・ラベル
デジタル上で投稿・画像・人物に後から付与される識別情報。物理的なふだがデジタル空間に拡張された用法です。 -
動
〜にタグ(ラベル)を付ける、〜をタグ付けする
コアイメージそのまま——対象に識別情報を後付けする動作です。SNSで人物をタグ付けするのも、荷物に値札を付けるのも同じ動詞で表せます。 -
動
〜と呼ぶ、〜のレッテルを貼る
人や物に「分類ラベル」を付けるコアイメージが転じて、「〜という人物だと見なす・烙印を押す」という比喩的な意味になります。 -
名
鬼ごっこ(タッチした相手に「鬼」のマークを渡すゲーム)
相手をタッチして「鬼」というラベルを押し付ける感覚が、識別印を付与するコアイメージに重なります。
3例文
4よくある間違い・注意点
「タグ」をカタカナで知っていても、動詞 tag(タグを付ける・レッテルを貼る)や「鬼ごっこ」の意味を見落としがち。特に受験長文では ‘tagged as ~’(〜というレッテルを貼られる)の形で登場することが多いので、動詞用法を押さえておくこと。
labelとの混同に注意。labelは「種類を示す分類情報」寄りで書類・瓶・CDなどに使いやすく、tagは「後付けで引っ掛ける下げ札」のイメージが強い。ただし現代英語では相当程度互換可能。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| label | 種類・品質・内容を示す分類情報に重点。tagより書類や製品カテゴリ分けに使われやすく、比喩的な「レッテル」用法も共有するが、tagほど「後付け・ぶら下がり」感はない。 |
| sticker | 貼り付ける粘着ラベルに特化。tagのように吊り下げる形ではなく、面に直接貼るもの。比喩的なラベリング用法はほぼない。 |
| badge | 所属・地位・資格を示す徽章・バッジ。識別機能は共通するが、権威や所属を示す公式感・permanentな感覚が強く、後付けの仮のラベルというtagのニュアンスはない。 |
対義語: (特定の対義語は存在しないが、概念上)remove a tag(タグを外す)
6派生語・関連語
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tagged
形
タグが付いた、タグ付けされた -
tagging
名・動(現在分詞)
タグ付け(する)こと;壁などへの落書き行為(グラフィティ) -
price tag
名(複合語)
値札;(比喩的に)価格・費用 -
dog tag
名(複合語)
(軍人の)認識票;ペットの鑑札
7コロケーション
- price tag(値札;コスト)
- tag along(〜についていく・くっついていく)
- tag someone as ~(〜というレッテルを〈人〉に貼る)
8確認テスト
“From his first year, he was tagged as a future leader by his supervisors.”
① 彼は上司から将来の指導者というタグを購入された
② 彼は上司から将来の指導者というレッテルを貼られた
③ 彼は上司から将来の指導者にタッチされた
④ 彼は上司から将来の指導者という荷札を外された
②
【解説】tagged as 〜は「〜というラベルを後付けで貼られる」=「〜というレッテルを貼られる」という比喩的用法。コアイメージ「後からくっつけた識別印」が人への評価・分類に転用されたもの。①は「購入」が不自然、③は鬼ごっこのタッチと混同、④は「外す」で逆の意味になってしまう。
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