paragraph
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
paragraphはギリシャ語の「paragraphos(傍らに書かれた線)」に由来します。古代ギリシャでは、文章の区切り目に余白へ短い横線を引いて「ここで話題が変わる」と示していました。そこから「一つのテーマや考えをまとまった形で記述した文の集まり」という意味に発展しました。コアイメージは「ひとつの完結した思考・主張の単位」。英語ライティングでは段落は単なる見た目の区切りではなく、「一つのmain ideaを持つ論理的な塊」として扱われます。だから「段落を書く」とは「考えを整理してまとめること」でもあるのです。
2意味一覧
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名詞
段落、パラグラフ(文章の意味的なまとまりの単位)
「一つのテーマをまとめた思考の塊」というコアイメージがそのまま文章構造の単位としての「段落」を指す。 -
名詞
(新聞・雑誌などの)短評、短い記事
「一つのまとまった情報の塊」として、新聞の短いコラムや論評もparagraphと呼ぶ。日本語では「段落」とは訳さず「短評」「記事」と訳すのが自然。 -
動詞
(文章を)段落に分ける;段落として書く
「まとまりに分割する」という動作を表す動詞用法。受験ではまれだが知っておくと差がつく。
3例文
4よくある間違い・注意点
「paragraph=段落」と丸暗記していると、新聞・雑誌文脈で「短い記事・短評」の意味で使われたときに読み間違える。コアイメージの「まとまった思考の塊」から文脈に合わせて訳を変える習慣をつけよう。
英語のparagraphは「必ずひとつのmain ideaを持つ論理単位」という意識が強く、日本語の「段落(見た目の改行)」より意味的・論理的なまとまりを重視する点に注意。英作文で段落を作る際も、このニュアンスを意識すること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| passage | passageは複数の段落にまたがる「一節・抜粋」を指すことが多く、paragraphより大きな単位または文脈の一部を指す。 |
| section | sectionはさらに大きな「節・章の一部」を指し、複数のparagraphをまとめた単位。見出しをつけた区分にも使う。 |
| clause | clauseは「節(主語+動詞を持つ文の構成要素)」という文法的単位で、paragraphとは異なる次元の話。 |
対義語: chapter(章)、sentence(文)
6派生語・関連語
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paragraphing
名詞
段落分け、段落の構成 -
paragraphic
形容詞
段落の、段落に関する
7コロケーション
- write a paragraph(段落を書く)
- opening / closing paragraph(冒頭の/結びの段落)
- topic sentence of a paragraph(段落のトピックセンテンス)
8確認テスト
“The editorial included a brief paragraph criticizing the government’s new policy.”
① その社説には、政府の新方針を批判する短い段落が含まれていた。
② その社説には、政府の新方針を批判する短い記事が含まれていた。
③ その社説には、政府の新方針を批判する長い章が含まれていた。
④ その社説には、政府の新方針を批判する一文が含まれていた。
①が最も自然。editorialは「社説・論説」という一つの文章全体を指す語であり、その中に含まれるparagraphは文章構造上の「段落」を指している。社説の一部として位置づけられている以上、「記事」と訳すのは不適切で、「段落」が正確な訳語となる。③は「長い章」で全く意味が合わず、④の「一文(sentence)」とも別物。コアイメージ「ひとつの完結した思考・主張の単位」が、社説内の論理的なまとまりとして表れている好例。
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