nursery
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
nursery のコアイメージは「幼く弱いものを大切に育て・守るための特別な空間」。語源は nurse(看護する・育てる)+ery(場所を示す接尾辞)で、「育む場」が本質。このイメージから、赤ちゃんや幼児のための部屋・施設だけでなく、植物の苗を育てる「苗床・育苗所」という意味も生まれる。「幼いもの=ケアが必要なもの」への保護と育成が共通底流にあるため、保育園・子供部屋・植物の苗圃など、얼핏見ると異なる意味が実はすべて一つのコアから派生している。nursery rhyme(わらべ歌)も、幼い子どもに向けた歌という意味で同じ根を持つ。
2意味一覧
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名詞
保育園・託児所
乳幼児を親の代わりに育て守る施設。コアイメージ「幼いものを育てる場」がそのまま機関名になったもの。 -
名詞
(家庭内の)子供部屋・保育室
赤ちゃんや幼い子ども専用の部屋。家庭という小さなスケールでの「育て守る空間」であり、nursery room とも言う。 -
名詞
(植物の)苗床・苗圃・育苗所
植物の苗という「幼く弱いもの」を育てる場所。「育む対象が人間か植物か」が違うだけで、コアイメージは同一。 -
名詞
(nursery rhyme)わらべ歌・童謡
nursery rhyme という複合語で使われ、幼い子どもに向けた歌・詩を指す。「幼いものの空間に属する韻文」というコアから。
3例文
4よくある間違い・注意点
nursery は「保育園」だけでなく「子供部屋(家の中の一室)」や「苗木屋・育苗所」にもなる。文脈を見ずに「保育園」と即訳するのは危険。特に plant nursery や garden nursery のように植物系の文脈では「苗圃・苗木屋」が正解。
kindergarten(幼稚園)と混同しやすいが、nursery は主に0〜2歳前後の乳幼児向けで親が働いている間に預ける「託児所」ニュアンスが強い。kindergarten は就学前の教育機関(3〜5歳が中心)を指す。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| daycare (center) | 主に日中の時間帯に子どもを預ける施設を指す現代アメリカ英語の表現。nursery よりカジュアルで口語的。nursery はやや格式あるいはイギリス英語寄りのニュアンスも持つ。 |
| kindergarten | 3〜5歳を対象とした就学前教育機関。nursery より年齢が上で、「教育」の側面が強い。nursery は「保護・育成」が中心。 |
| playroom | 子どもが遊ぶための部屋。nursery(子供部屋)と似るが、playroom は遊びの空間、nursery は寝る・育てる空間というニュアンスの差がある。 |
対義語: school(就学後の教育機関)、adult care facility(成人向けケア施設)
6派生語・関連語
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nurse
名詞・動詞
看護師;(赤ちゃんを)授乳する・育てる・看護する
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nursery rhyme
名詞(複合語)
わらべ歌・童謡 -
nursery school
名詞(複合語)
保育学校・幼稚園(特に3〜5歳向けの就学前教育施設) -
nurture
動詞・名詞
養育する・育む;養育(nurse と同語源で「育てる」本質を共有)
7コロケーション
- nursery school(保育学校・幼稚園)
- nursery rhyme(わらべ歌・童謡)
- plant nursery / garden nursery(苗木屋・育苗所)
8確認テスト
“My grandfather spent his weekends at the nursery, carefully tending to young trees and shrubs.”
① 保育園
② 子供部屋
③ 苗木屋(育苗所)
④ 病院の産科病棟
③ 苗木屋(育苗所)。young trees and shrubs(若い木や低木)を「carefully tending to(丁寧に世話をしている)」という文脈から、ここでの nursery は植物の「育苗所・苗圃」。nursery のコアイメージ「幼いものを育て守る場所」が、人間ではなく植物に適用された例。①②④はいずれも人間(乳幼児)に関わる意味であり、植物の文脈とは合わない。
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