ridicule
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
ridiculeのコアイメージは「相手を笑いのネタにすることで、その価値や尊厳を公衆の前で貶める」こと。ラテン語のrīdiculus(笑いを誘うもの)が語源で、単にクスクス笑うのではなく、「この人・この考えはバカバカしい」と周囲に示すような、社会的・公的な嘲笑のニュアンスが強い。ひとりの笑いではなく、第三者を巻き込んで対象を「笑い者」として位置づける行為であり、被害者が傷つくことを含意する。動詞・名詞いずれの用法でも、この「公的な侮辱としての嘲笑」という核が一貫している。
2意味一覧
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動
〜を嘲笑する、笑い者にする
相手の尊厳を笑いによって公衆の前で貶める行為。単なる失笑ではなく意図的・侮辱的な嘲りを指す。 -
名
嘲笑、嘲り、物笑いの種
「公的な笑い者扱い」という状態そのものを名詞化したもの。hold up to ridicule(嘲笑の的にさらす)などのフレーズで頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
laugh at と混同しがち。laugh at は単純に「笑う」だが、ridicule は侮辱的意図と社会的貶めを含む、より強い表現。laugh at では済まないような場面(いじめ・公開批判)でridiculed を使う。
名詞用法を見落としやすい。受験英語では動詞として紹介されることが多いが、名詞として object of ridicule(嘲笑の対象)、subject to ridicule(嘲笑にさらされる)などの形でも頻出。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| mock | 相手の言動を真似て馬鹿にするニュアンスが強く、直接的・攻撃的な模倣による嘲笑。ridiculed より個人的・直接的な侮辱。 |
| scoff at | 鼻で笑う・冷笑するイメージ。軽蔑・無視のニュアンスが強く、必ずしも公衆の場でなくてもよい。 |
| deride | ridicule と非常に近いが、よりフォーマルで書き言葉的。侮辱の度合いが強く、完全に否定・軽蔑する語感。 |
| taunt | 繰り返し言葉でからかい・挑発するニュアンス。ridiculed が「笑い者にする」なら、taunt は「煽る・挑発する」。 |
対義語: praise、admire、respect
6派生語・関連語
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ridiculous
形
ばかげた、笑い者になるような、滑稽な
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ridiculously
副
ばかげたほど、滑稽なほど(ridiculously expensive「呆れるほど高い」など) -
ridiculousness
名
ばかばかしさ、滑稽さ
7コロケーション
- hold up to ridicule(〜を嘲笑の的にさらす)
- subject to ridicule(嘲笑にさらされる)
- pour ridicule on(〜を嘲笑する、こき下ろす)
8確認テスト
“The politician’s proposal was met with ridicule from the press.”
① その政治家の提案は報道陣から厳しく批判された。
② その政治家の提案は報道陣から嘲笑の的にされた。
③ その政治家の提案は報道陣から強く反対された。
④ その政治家の提案は報道陣から無視された。
② が正解。ridicule のコアイメージは「公衆の面前で笑い者にする」こと。「批判(①)」「反対(③)」「無視(④)」はそれぞれcriticism・opposition・ignore などが対応し、ridiculedの「笑いによる公的な侮辱・貶め」のニュアンスを反映できていない。報道陣という公的な場で笑い者にされたという②が最も的確に核心を捉えている。
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