underlie
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
underlieは「under(下に)+lie(横たわる)」の組み合わせ。物理的に何かの下に位置するというイメージが出発点だが、実際の用法はほぼ比喩的。「目に見える表面の下に、静かに・根本的に存在している」というニュアンスがコアイメージ。重要なのは、underlyingなものは表面からは直接見えないが、表面にあるものを支えたり規定したりしているという点。だから「基礎となる・根底にある」と訳される。単なる「原因」ではなく、より深く・構造的に何かを下支えしているというイメージを持つと、幅広い文脈で使いこなせる。
2意味一覧
-
動詞
(物理的に)〜の下にある、下に位置する
コアイメージそのままで、地層や岩盤など物理的なものが別の何かの下に横たわっているさまを表す。 -
動詞
〜の根底にある、〜の基礎をなす
表面に見えているものの「下に静かに横たわる」イメージが比喩化され、思想・問題・現象などの根本的な原因や土台となっていることを表す。 -
動詞
〜の背後に潜む、〜に内在する
表面からは見えにくいが確かにそこに存在しているという「静かに下に横たわる」ニュアンスから、動機・感情・意図などが「見えない形で存在する」文脈でも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
underlieとunderlineを混同しないこと。underlineは「下線を引く→強調する」だが、underlieは「下に横たわる→根底にある」という全く別の意味。スペルが似ているため要注意。
underlieは「直接的な原因(cause)」よりも「より深い・構造的な基盤」を指す。「なぜそうなったか」という表面的な原因ではなく、「そもそも何がその下に存在しているか」という根本的な土台のイメージを持つこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| be the basis of | 「基礎である」と明示的に述べる表現。underlieが「静かに下に横たわる」という内在的イメージを持つのに対し、こちらはより説明的・中立的。 |
| be at the root of | 「根にある」というイメージで意味は近いが、問題の原因を追うニュアンスが強く、underlieより問題解決志向の文脈で使われやすい。 |
| underpin | 「下から支える・下支えする」で構造的サポートのイメージが強い。underlieが「存在している」だとすれば、underpinは「支えている(能動的)」というニュアンスがある。 |
対義語: overlie、be on the surface of
6派生語・関連語
-
underlying
形容詞
根底にある、潜在的な(例:underlying cause 根本的原因、underlying assumption 前提)
-
underlain
動詞(過去分詞)
underlieの過去分詞形。「〜の下に存在していた」
7コロケーション
- underlying cause(根本的な原因)
- underlying assumption(根底にある前提)
- underlying problem(根底にある問題)
8確認テスト
“A deep distrust of authority underlies his seemingly calm attitude.”
① 彼の表面上は穏やかな態度を引き起こしている
② 彼の表面上は穏やかな態度の下に潜んでいる
③ 彼の表面上は穏やかな態度を上回っている
④ 彼の表面上は穏やかな態度に反している
②が正解。underlieのコアイメージは「表面の下に静かに横たわる」こと。この文では「穏やか」という表面の態度の下に、権威への深い不信感が内在していることを表している。①のcauseに近い訳も惜しいが、underlieは単なる「原因」ではなく「根底に存在している」という構造的・内在的ニュアンスが重要。②の「潜んでいる」が最もコアイメージを反映した訳。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。