adventure
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
adventureの語源はラテン語の「adventura(起ころうとしていること)」。ad-(〜へ向かう)+ venire(来る)から成り、「まだ来ていないもの・未知の出来事に向かって進む」というイメージが根底にある。リスクや不確かさを含みながらも、ワクワク感や高揚感を伴って未知の領域へ踏み出すこと全般を指す。だから単なる「旅」や「体験」とは違い、どこかドキドキする要素・予測不能な要素が必ず含まれる。名詞では「冒険(の経験)」、動詞では「あえてリスクを冒して踏み出す」という意味にもなり、どちらもこの「ワクワクしながら未知へ向かう」コアイメージから自然に生まれている。
2意味一覧
-
名詞
冒険;スリルある体験・出来事
未知の領域へ踏み出す行為や出来事そのものを指す。単発の「ハラハラする体験」も、長期の「冒険の旅」も両方カバーする。 -
名詞
(ビジネス・投資などにおける)リスクを伴う試み・挑戦
「未知の結果に向かって踏み出す」コアイメージがビジネス文脈に転用され、「先行きの読めない大胆な挑戦」を意味するようになる。 -
動詞
(危険・批判などを)あえて冒す;思い切って〜する
「未知へあえて向かう」コアイメージが動詞化したもの。adventure to do で「思い切って〜しようとする」というやや古風・文語的な表現にもなる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「冒険」とだけ覚えると、ビジネスや日常でのスリルある体験・挑戦に使われた場合に訳せなくなる。「ドキドキしながら未知に踏み出す」コアイメージを持っておけば、文脈に応じて「挑戦」「スリル満点の体験」「思い切った試み」など柔軟に訳せる。
動詞用法(adventure to do / adventure on〜)は受験でも稀に出るが見落としやすい。adventurous(形容詞:冒険好きな・大胆な)との混同にも注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| expedition | 特定の目的(探検・調査など)のために組織された旅・遠征。adventureのような個人的なワクワク感よりも、計画性・組織性が強調される。 |
| quest | 目標や使命を達成するための長い探求・旅。adventureよりも「目的意識」が前面に出る。中世ロマンスや文学的文脈で多用。 |
| experience | 体験・経験一般を指す中立的な語。スリルや未知の要素は含まない。adventureよりずっと広い。 |
| venture | リスクを冒した事業・試みに重点。adventureより商業・ビジネス的文脈で使われることが多く、感情的なワクワク感は薄い。 |
対義語: routine(日常・ルーティン)、safety(安全・安定)
6派生語・関連語
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adventurous
形容詞
冒険好きな;大胆な;スリル満点の -
adventurer
名詞
冒険家;(やや否定的に)一か八かの野心家 -
adventurously
副詞
大胆に;冒険的に
7コロケーション
- have / go on an adventure(冒険をする/冒険に出る)
- sense of adventure(冒険心)
- great / exciting adventure(素晴らしい/わくわくする冒険)
8確認テスト
“Launching our first product overseas was a real adventure — we had no idea what to expect.”
① 失敗
② 冒険的な挑戦
③ 計画的な事業
④ 楽しい旅行
② 冒険的な挑戦。「何が起こるか全くわからなかった」という記述から、リスクと不確実性を抱えながら未知に踏み出したというコアイメージが読み取れる。ビジネス文脈なので単純な「冒険」より「冒険的な挑戦」が最も自然。①は否定的すぎ、③は計画性を強調しすぎてコアイメージと逆、④は観光旅行を連想させ文脈に合わない。
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