predator
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
predatorのコアイメージは「積極的に他を狩り、自らの利益のために奪いとる存在」です。ラテン語の praedari(略奪する)に由来し、「獲物(prey)を追い求める者」というイメージが根底にあります。自然界では狼やタカのような捕食動物を指しますが、そのイメージは比喩的に人間社会にも拡張されます。弱者を狙って搾取・利用しようとする人物(性的捕食者・企業略奪者など)にも使われるのは、「相手を獲物として扱い、一方的に奪う」という共通のコアイメージがあるからです。単なる「攻撃者」ではなく、戦略的・計画的に狙いを定めるニュアンスが強いのが特徴です。
2意味一覧
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名詞
捕食者(他の動物を狩って食べる動物)
「獲物を積極的に狩り、奪いとる存在」というコアイメージがそのまま自然界の捕食動物を指す。食物連鎖の上位に立ち、下位の生物を一方的に狩る存在。 -
名詞
略奪者・搾取する人物(弱者や資源を一方的に利用・搾取する者)
「相手を獲物として扱い奪いとる」コアイメージが人間社会に転用される。性的捕食者(sexual predator)や弱小企業を買収する大企業など、弱者を狙う戦略的な搾取者を指す。 -
名詞
(軍事)無人攻撃機(MQ-1 Predator)
「上空から獲物を狙い撃ちにする」コアイメージが無人攻撃ドローンの名称にも採用された。大学受験では出にくいが、時事英語では頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
「predator(捕食者・狩る側)」とその対義語「prey(獲物・狩られる側)」を混同しないよう注意。predは共通の語根だが、predatorは「奪う者」、preyは「奪われる者」。’be prey to ~’(〜の餌食になる)という熟語も頻出。
日本語の「捕食者」という訳に引きずられ、動物限定の単語だと思い込みがち。人間社会の文脈(sexual predator / corporate predator)でも非常によく使われるため、比喩的用法もしっかり押さえること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| hunter | hunterは「積極的に追いかける者・狩猟者」という行為に焦点を当てた語。predatorと異なり、必ずしも「弱者を搾取する」ネガティブなニュアンスはなく、スポーツハンターにも使われる。 |
| aggressor | aggressorは「先に攻撃をしかける者・侵略者」という意味で、戦争・紛争文脈で多用される。predatorのように「戦略的に狙いを定めて奪いとる」ニュアンスは弱く、より直接的な攻撃に焦点がある。 |
| exploiter | exploiterは「搾取する人」で、主に人間関係・経済的文脈で使われる。predatorより計画性・危険性のニュアンスが弱く、動物には使わない。 |
対義語: prey(獲物)、victim(被害者)
6派生語・関連語
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predatory
形容詞
捕食性の、略奪的な(predatory pricing:略奪的価格設定) -
prey
名詞・動詞
名:獲物、犠牲者 / 動:(prey on)〜を捕食する、〜を食い物にする
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predation
名詞
捕食(行為)、略奪行為
7コロケーション
- natural predator(天敵・自然界の捕食者)
- sexual predator(性的捕食者)
- predator and prey(捕食者と獲物)
8確認テスト
“Loan sharks and other financial predators deliberately target people who are desperate for money.”
① 融資者
② 捕食動物
③ 略奪者・食い物にする者
④ 競合企業
③が正解。loan shark(高利貸し)と並べて使われており、「お金に困った弱者を意図的に狙い、一方的に利用・搾取する者」というコアイメージが人間社会に転用された用法。②の「捕食動物」は自然界の文脈でないため不自然。④の「競合企業」はニュアンスが不十分で、「搾取・食い物にする」という本質的な悪意が伝わらない。
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