between
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
betweenのコアイメージは「2つの点・存在・概念の間に橋を架ける」こと。単なる「位置的な間」だけでなく、「2者をつなぐ関係性・共有・対比」を表すのが本質。「AとBの間」という物理的な位置から、「AとBの間の違い」「AとBだけで共有される秘密」「AとBの協力による作業」まで、つねに2つ(以上)の存在が互いに関与し合っているイメージが根底にある。そのため「橋」のように、両側から引っ張り合う緊張感や関係性を感じさせる単語でもある。
2意味一覧
-
前置詞
〔場所・時間〕…の間に/で
2つの点を橋でつないだとき、その橋の上にいる=物理的・時間的に2者の中間にあるというイメージ。 -
前置詞
〔選択・対比〕…のどちらか;…の違い
橋の両端に2つの選択肢が立っている状態。「choose between A and B」は2つの端点を行き来しながら選ぶイメージ。 -
前置詞
〔共有・分担〕…の間だけで;…が共同で
橋は2者だけをつなぐ専用の通路でもある。「秘密を2人で共有する」「仕事を2人で分担する」のように、橋の内側だけに閉じた関係を表す。 -
副詞
〔位置・時間〕その間に;合間に
「in between」の形で、2つの点の中間地点そのものを指す副詞用法。橋の中ほどに立っているイメージ。
3例文
4よくある間違い・注意点
between は原則「2者の間」、among は「3者以上の間」と教わることが多いが、betweenは複数の対象が個別に関与し合う場面なら3つ以上にも使える(例: a treaty between three countries)。「複数=among」と機械的に覚えると誤りにつながる。
「between A or B」は誤り。betweenには必ず「and」を使い「between A and B」とする。「AかBのどちらか」を言いたいときも between A and B choose/decide のように andで結ぶのが正しい形。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| among | 3者以上が集団として存在する「中に溶け込む」イメージ。個々の関与関係よりも「群れの中」という感覚が強い。 |
| amid / amidst | 物事・状況に「取り囲まれている」イメージで、主に抽象的な状況(混乱・喧騒の中で)に使う。2点をつなぐ橋のイメージはない。 |
| in the middle of | 「ちょうど真ん中」に焦点を当てた表現。betweenが両端の関係性を重視するのに対し、こちらは中心点そのものを強調する。 |
対義語: outside、beyond
6派生語・関連語
-
in-between
形容詞・名詞
中間の;中間(段階) -
betwixt
前置詞(古・文語)
…の間に(betweenの古語形。betwixt and betweenで「どちらとも決まらない」の慣用句)
7コロケーション
- choose between A and B(AとBのどちらかを選ぶ)
- the difference between A and B(AとBの違い)
- between you and me(ここだけの話、内緒だが)
8確認テスト
“Between the three of them, they raised enough money to start the business.”
① 3人それぞれが、事業を始めるのに十分なお金を稼いだ。
② 3人の中で、一番お金を稼いだ人が事業を始めた。
③ 3人が力を合わせて、事業を始めるのに十分なお金を集めた。
④ 3人のうちどちらかが、事業を始めるのに十分なお金を持っていた。
③ 「between + 複数の主体」は「複数の人が共同で・合わせて」という分担・協力のニュアンスを表す。橋が複数の人をつなぎ、一緒に何かを成し遂げるイメージ。①は個人の話になっており between の「共同」感がない。②④はこの文脈では意味をなさない。
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