harassment
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
harassmentのコアイメージは「相手を困らせ・苦しめる行為が継続・反復する」ことにある。語源はフランス語の「harer(犬をけしかける)」に由来し、逃げ場のない状態で執拗に追い立てるニュアンスを持つ。一度きりの失礼な行為ではなく、継続的・組織的に相手を精神的・身体的に追い詰めることを指す。日本語の「嫌がらせ」という訳語だと軽く聞こえてしまうが、英語のharassmentはより深刻で法的・社会的問題として認識される重みを持つ。sexual harassment(セクハラ)やworkplace harassment(職場ハラスメント)など複合語でも頻出する。
2意味一覧
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名詞
嫌がらせ、ハラスメント(継続的・反復的な迷惑・困惑行為)
「逃げ場なく繰り返し追い詰められる」コアイメージがそのまま表れており、単発の失礼ではなく継続的な加害行為を指す。 -
名詞
(法律・職場・学校などで問題となる)ハラスメント行為・被害
社会・法的文脈では、被害者に精神的苦痛を与え続ける行為として公式に認定・訴追の対象となり、「嫌がらせ」より深刻な含意を持つ。 -
名詞
(軍事・競技などで)執拗な妨害・かく乱行為
「敵を執拗に追い立て消耗させる」という軍事用語としての用法にもコアイメージが直結している。
3例文
4よくある間違い・注意点
「harassment」は軽い「悪ふざけ」ではなく、継続的・意図的な加害行為を指す重い語。日本語の「ちょっかい」や「からかい」に相当する軽いニュアンスで使うと不自然・不適切になるので注意。
発音は「ハラスメント」だが、英語では「həˈræsmənt(ハラスメント)」と「ˈhærəsmənt(ハラスメント)」の2通りがあり、どちらも正しい。また「harass」を「ハラス」と誤読しないよう注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| bullying | 主に力関係の不均衡がある場面(学校・職場)での反復的いじめを指す。harassmentより日常的・身体的な攻撃も含みやすく、法的ニュアンスはやや薄い。 |
| intimidation | 脅しや恐怖を用いて相手を萎縮させることに焦点。harassmentの「執拗さ・継続性」より、「威圧による支配」のニュアンスが強い。 |
| persecution | 宗教・人種・政治的信念などを理由とした組織的・制度的な迫害を指し、harassmentより規模が大きく深刻な含意を持つ。 |
対義語: respect、courtesy
6派生語・関連語
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harass
動詞
〜に嫌がらせをする、〜を悩ます
-
harassing
形容詞
嫌がらせをする、悩ませる -
harasser
名詞
嫌がらせをする人、ハラッサー
7コロケーション
- sexual harassment(セクシャルハラスメント)
- workplace harassment(職場のハラスメント)
- face / experience harassment(嫌がらせを受ける)
8確認テスト
“The company implemented a strict policy against workplace harassment.”
① 職場での怠慢に対する厳しい方針を導入した
② 職場でのハラスメント(嫌がらせ)に対する厳格な方針を導入した
③ 職場での競争に対する厳しい規制を導入した
④ 職場での無断欠勤に対する厳格な対策を導入した
②
「harassment」は継続的・意図的に他者を困らせる行為を指し、職場文脈では「ハラスメント(嫌がらせ)」と訳すのが最も自然。workplace harassmentは現代の企業・法律において重要なキーワードであり、単なる「迷惑行為」より重い社会的・法的問題として扱われる。
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