breast
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
breastのコアイメージは「体の前面に位置する、胸の部分」です。人間では心臓を覆う胸部を指し、感情・心の宿る場所として比喩的に「心・胸の内」を表します。また動物では胸部の肉(むね肉)を指します。重要なのは、breastが単なる外見的な胸の形状ではなく、「体の最前面・中心にあるもの」というイメージを核に持っていること。心臓が宿る場所として心情表現に使われたり、鶏などの胸部の肉を指したりと、「前面の中心にある胸」というイメージから派生した意味が広がっています。chestが「胸の骨格・空間」を指すのに対し、breastはより柔らかく、感情や生命と結びついたニュアンスを持ちます。
2意味一覧
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名詞
胸、胸部(体の前面)
体の前面中央に位置する部分そのものを指すコアイメージの直接的な表れ。人体・動物ともに用いられる。 -
名詞
心、胸の内(感情の宿る場所)
心臓を覆う胸部が「感情・心が宿る場所」と見なされることから、比喩的に「心」を意味する。文学的・詩的な表現でよく使われる。 -
名詞
(鶏などの)むね肉
動物の胸部の筋肉がそのまま食肉として「むね肉」を指す。chicken breastは日常的に使われる表現。 -
名詞
(女性の)乳房
胸部の前面という位置関係から、女性の乳房を指す意味にも広がる。医療や解剖学的文脈でも使用される重要な意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
chestとの混同に注意。chestは「胸郭・胸の空間」という骨格的・構造的なイメージで、「胸を張る」「胸を打つ」などの日常的・身体的表現に使われる。breastはより感情・生命・食材と結びついた柔らかいニュアンスを持つ。例えば「胸骨」はbreastbone(sternum)だが、「胸の痛み」は通常chest painと言う。
「乳房」の意味は文脈を問わず重要な意味の一つだが、日本の教科書では省かれることが多い。医療系の英文や海外のニュース(breast cancer=乳がん)では必須の意味なので押さえておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| chest | 胸の骨格・空間(構造的)を指す。chest painのように医学的・日常的表現に多用。breastより固い印象。 |
| bosom | 文学的・詩的な「胸・懐」を指す。感情や親密さのニュアンスが強く、やや古風。 |
| heart | 比喩的に「心・感情の中心」を指す点でbreastと重なるが、heartはより直接的に「心」を意味し、breastは「心の宿る場所(胸)」という物理的なイメージが残る。 |
対義語: back(背中)
6派生語・関連語
-
breastbone
名詞
胸骨(sternum) -
breast-feed
動詞
母乳で育てる、授乳する -
breastplate
名詞
胸当て、胸甲(鎧の胸部) -
breaststroke
名詞
(水泳の)平泳ぎ
7コロケーション
- chicken breast(鶏むね肉)
- breast cancer(乳がん)
- breast-feed(授乳する)
8確認テスト
“She kept the secret locked in her breast for years.”
①胸肉 ②胸郭 ③胸の内(心) ④乳房
③胸の内(心)。lock … in her breastは「胸の奥にしまいこむ」という比喩的表現で、breastが「感情・秘密が宿る心の場所」として使われている。物理的な体の部位ではなく、感情の宿る内面を指すコアイメージの詩的・文学的な表れ。
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