needle
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
needleのコアイメージは「細くて先が鋭く、何かを貫通する細長いもの」です。裁縫の針も、注射針も、松の葉(針葉)も、羅針盤の針も、すべて「細くて先がとがり、何かを指し示したり刺したりする」という共通の形・機能を持っています。さらに動詞として使われると「針で刺すように人をチクチクと刺激する・いじめる」という意味になります。日本語でも「針のむしろ」「針を刺すような言葉」という表現があるように、『針=鋭く刺さるもの』という感覚は共通しています。この「鋭く細いもの」というイメージから、文脈に応じて様々な日本語訳が生まれます。
2意味一覧
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名詞
(裁縫・縫合用の)針
糸を通す穴があり、布や皮膚を貫通する細くて鋭いもの。コアイメージをそのまま具現化した最も基本的な意味。 -
名詞
(注射・点滴用の)注射針、針
皮膚を貫通して体内に液体を送り込む細い金属管。「細くて鋭く刺さる」コアイメージが医療分野に応用されたもの。 -
名詞
(計器・羅針盤などの)指針、針
方向や数値を「細く鋭く指し示す」パーツ。形も機能も「細くて一点を指す」コアイメージと合致する。 -
名詞
(松・モミなどの)針葉
針葉樹の葉は細長くて先がとがっており、まさに「細くて鋭いもの」というコアイメージどおりの形をしている。 -
動詞
(人を)チクチク言う、いじめる、からかう
針で繰り返し刺すように、言葉で相手を傷つける行為。精神的に「刺す」感覚がそのまま動詞に転用されたもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
needleは「注射」そのもの(行為)ではなく「注射針」(道具)を指す点に注意。「注射を打つ」はgive/get an injectionやget a shotと表現し、get a needleとも言えるが、needleだけでは「行為」ではなく「針」を意味する。
動詞としての needle(チクチク言う)は大学受験でも出題されることがあるが、知らない学習者が多い。「彼女は私をいつもからかう」という文脈でneedleが出てきたとき、「針で縫う」と誤訳しないよう注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| pin | pinは裁縫などで一時的に布を留めるための頭付きの短いピン。needleのように糸を通す穴がなく、貫通・縫い合わせではなく「仮止め」のイメージ。 |
| syringe | syringeは注射器(筒と針の全体)を指す。needleは先端の針部分のみを指すため、より広義なsyringeとは厳密に異なる。 |
| spike | spikeはより太くて大きな「鋭い突起物・とげ」のイメージ。needleよりも荒々しく力強い印象で、靴底のスパイクや棘などに使う。 |
対義語: blunt(鈍い)、dull(切れない、鋭くない)
6派生語・関連語
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needlework
名詞
針仕事、刺繍 -
needlepoint
名詞
(刺繍の一種)ニードルポイント;針の先端 -
needless
形容詞
不必要な(needle「必要性」の古語的用法から)
7コロケーション
- thread a needle(針に糸を通す)
- needle and thread(針と糸)
- hypodermic needle(皮下注射針)
8確認テスト
“Stop needling your little brother — he’s done nothing wrong.”
① 弟を縫っているのをやめなさい
② 弟に注射するのをやめなさい
③ 弟をチクチクいじめるのをやめなさい
④ 弟に針を渡すのをやめなさい
③。needleが動詞で使われると「針で繰り返し刺すように、言葉で人をチクチクと傷つける・からかう」という意味になる。「弟は何も悪いことをしていない」という文脈からも、物理的な行為ではなく精神的にいじめている場面とわかる。①②④はいずれもneedleを物理的な「針」として解釈しており、文脈に合わない。
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