criteria
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
criteriaはギリシャ語の「kriterion(判断の手段)」に由来し、criterion(単数形)の複数形です。コアイメージは「あるものを正しく判断・評価するために用いる基準・尺度」です。ただの「ルール」や「条件」とは異なり、criteriaは「良し悪しや合否を見極めるための判断軸」というニュアンスを持ちます。試験の採点基準、採用選考の評価基準、科学実験における判定基準など、「何かを測る物差し」として機能する場面で使われます。複数形であることが多いのは、現実の判断には複数の軸が絡むことが多いためです。この「複数の物差しで測る」感覚を意識すると、文脈ごとの自然な日本語訳がしやすくなります。
2意味一覧
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名詞(criterionの複数形)
(複数の)判断基準・評価基準・選考基準
「物事を正しく判断・評価するための複数の物差し」というコアイメージそのもの。採点・選考・審査など、何かを比較・評価する文脈で幅広く使われる。 -
名詞(criterionの複数形)
(資格・条件としての)要件・条件
「その判断軸を満たすかどうか」という観点から、「満たすべき条件・要件」という意味にもなる。特に「eligibility criteria(資格要件)」のように、ある集合に入るための条件を指す際に使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
criteriaはcriterionの複数形なので、「a criteria」「this criteria」のように単数扱いするのは誤り。単数形はcriterion(例: One important criterion is cost.)。ただし、口語や非公式の文章ではcriteriaを単数として使うネイティブも多いため、文脈に注意しよう。
「条件(condition)」や「基準(standard)」と混同しがち。criteriaは「判断・評価のために用いる物差し」であるのに対し、conditionは「満たすべき状況・環境」、standardは「達成すべき水準・レベル」というニュアンスの違いがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| standard | 達成すべき「水準・レベル」に焦点が当たる。criteriaが「判断の軸(何で測るか)」であるのに対し、standardは「その軸上のどこを目指すか(目標値)」に近い。 |
| benchmark | 特定の比較・参照点としての「指標・目安」。criteriaより具体的な数値や事例が伴うことが多い。 |
| requirement | 「必ず満たさなければならない要件」という義務・強制のニュアンスが強い。criteriaは評価の物差しであるが、requirementは充足が前提となる条件。 |
| guideline | 「指針・目安」で、必ずしも厳密に従う必要はない柔軟なニュアンス。criteriaより拘束力が弱い。 |
対義語: arbitrariness(恣意性)、subjectivity(主観性)
6派生語・関連語
7コロケーション
- meet / satisfy the criteria(基準を満たす)
- set / establish criteria(基準を設ける・定める)
- eligibility criteria(資格要件・選考基準)
8確認テスト
The university admissions office released the updated criteria for evaluating applicants this year.
① 大学入試事務局は今年の受験者を評価するための更新された「規則」を発表した。
② 大学入試事務局は今年の受験者を評価するための改訂された「評価基準」を発表した。
③ 大学入試事務局は今年の受験者を評価するための新しい「教科書」を発表した。
④ 大学入試事務局は今年の受験者を評価するための最新の「目標値」を発表した。
② criteriaのコアイメージは「判断・評価のための物差し」。この文脈では受験者を評価するための「複数の物差し=評価基準」が自然。①の「規則」はruleのニュアンスで、criteriaが持つ「何を軸に評価するか」という判断軸の意味が欠ける。④の「目標値」はstandardやbenchmarkに近く、criteriaとは異なる。
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