currently
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
currentlyの語源はcurrent(流れ・電流・潮流)。「今まさに流れている状態にある」というのがコアイメージです。単なる「今」(= now)と違い、「現在進行中の流れ・状況の中で」というニュアンスがあります。つまり、過去から続いてきた状況が今この瞬間にも流れとして続いているイメージです。だからこそ「現在は〜の状態だ」「今のところ〜だ」という意味になり、暗に「以前は違ったかもしれないし、将来は変わるかもしれない」という含みを持ちます。会話でも文章でも「今の状況を述べる」場面で幅広く使われる実用頻度の高い副詞です。
2意味一覧
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副詞
現在は、今のところ、ただいま
「今まさに流れている状況の中では」というコアイメージが、「現在は〜だ」という状態の描写につながる。変化しうる流れの一時点を指しているため、永続的な事実ではなく今の状況を伝えるニュアンスがある。 -
副詞
現時点では(以前と比べて)
流れが変わってきた文脈で使われると「以前と比べ、今の流れでは」という対比のニュアンスが生まれる。「昔はAだったが、currentlyはBだ」のように変化を示す文脈で多用される。 -
副詞
(問い合わせ・案内などで)只今、現在ただいま
ビジネスや案内文で「只今〜しております」という進行中の状態を丁寧に伝える場面でも使われる。これも「今の流れの中にある」というコアイメージそのまま。
3例文
4よくある間違い・注意点
nowと混同しがちだが、nowは「この瞬間」という点を強調するのに対し、currentlyは「今進行中の状況・流れの中で」という継続的なニュアンスがある。たとえばI’m eating now.(今まさに食べている)はcurrentlyに置き換えにくく、He currently works at Google.(現在Googleに勤めている)のように状態や状況を述べる場面でcurrentlyが自然。
「一般的には」という訳が単語帳に載ることがあるが、これは誤訳に近い。currentlyにgenerallyのような意味はなく、「現在は・今のところ」が正しいコアイメージに基づく訳。試験で「一般的には」を選ぶと意味が変わってしまうので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| now | 「この瞬間」という点的な時を指す。currentlyより口語的で即時性が強く、継続中の状況よりも「今まさに」という場面で使う。 |
| at present | currentlyとほぼ同義だが、やや硬いフォーマルな表現。「現時点では」という意味合いで、公式文書やレポートに多い。 |
| at the moment | 「今この瞬間」という意味で口語的。currentlyより時間幅が短く、進行中のことを指すことが多い。イギリス英語でよく使われる。 |
| presently | アメリカ英語では「現在」の意味でcurrentlyと似た用法だが、イギリス英語では「まもなく・すぐに」という未来の意味になることがあるため混乱に注意。 |
対義語: formerly、previously、in the past
6派生語・関連語
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current
形容詞・名詞
(形)現在の・最新の/(名)流れ・電流・潮流
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currency
名詞
通貨・(情報などの)流通・通用
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current affairs
名詞句
時事問題(今流れている出来事)
7コロケーション
- currently available(現在入手可能な)
- currently under construction(現在工事中で)
- currently working on 〜(〜に現在取り組んでいる)
8確認テスト
“The company is currently looking for new investors to expand its business.”
① 一般的に
② 現在のところ
③ かつては
④ すぐに
② 現在のところ。currentlyは「今まさに進行中の流れの中で」というコアイメージを持つ副詞。この文では「新しい投資家を探している」という現在進行中の状況を示しており、「現在のところ〜している」が最も自然。①「一般的に」はgenerally、③「かつては」はformerly、④「すぐに」はsoonの意味なので不適切。
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