hospitable
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
hospitableの語源はラテン語の「hospes(客・主人)」で、hospitalやhostと同じ語根を持つ。コアイメージは「来る者を拒まず、温かく受け入れる」こと。単に「おもてなしが上手」というサービス的な意味を超えて、心の扉を開いて相手を受け入れる姿勢そのものを指す。この「受け入れ」のイメージは、人間関係だけでなく「新しいアイデアや意見を受け入れる」「生物が生存できる環境」にも広がる。つまり「人・もの・考えを拒絶せずに包み込む状態」がこの単語の本質であり、文脈によって「もてなしのよい」「親切な」「(生存に)適した」などの日本語に訳し分けられる。
2意味一覧
-
形容詞
もてなしのよい、歓待する
訪れた人を「心を開いて迎え入れる」コアイメージが、客への温かい歓待・おもてなしという行動として表れる。 -
形容詞
(新しい考えなどを)受け入れやすい、寛容な
「受け入れる」コアイメージが、考えや意見への態度に転用された意味。hospitable to new ideasのように使われる。 -
形容詞
(環境・気候などが)生存・滞在に適した、快適な
「人を温かく包み込む」イメージが環境に適用され、生物や人間が生存・居住しやすい環境を表す。反意語inhospitable(過酷な環境)と対比すると理解しやすい。
3例文
4よくある間違い・注意点
hospitableを「病院的な」などとhospitalと混同しないこと。どちらも「hospes(客・もてなし)」という同じ語根を持つが、hospitalは「旅人や病人を受け入れる場所」として意味が特化したもの。語源を意識すれば混同しにくくなる。
「もてなし」というと料理や設備などのサービス面を連想しがちだが、hospitableは物質的なもてなしより『心が開いていること』に重点がある。generous(気前がよい)やkind(親切な)とは似ているが、相手を迎え入れる姿勢・態度がポイント。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| welcoming | 人や状況を「歓迎する雰囲気・態度」に焦点。hospitableより口語的で、その場の反応・雰囲気を指すことが多い。 |
| generous | 惜しみなく与えることに重点。hospitableは迎え入れる姿勢だが、generousは与える量・気前のよさに焦点がある。 |
| cordial | 温かく丁寧な態度を意味し、やや改まった場面で使う。hospitableより関係の表面的な礼節に注目しがち。 |
対義語: inhospitable、unwelcoming
6派生語・関連語
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hospitality
名詞
もてなし、歓待;(ビジネスでの)ホスピタリティ
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inhospitable
形容詞
もてなしの悪い;(環境が)過酷な、住みにくい -
hospitably
副詞
温かく歓迎して、もてなしよく
7コロケーション
- hospitable to + 名詞(〜を受け入れやすい)
- hospitable environment(住みやすい/生存に適した環境)
- warm and hospitable(温かくてもてなしのよい)
8確認テスト
“Scientists are searching for planets with conditions hospitable to life.”
① 生命をもてなしてくれるような
② 生命が存在するのに適した
③ 生命に対して親切な
④ 生命を歓迎するような
②「生命が存在するのに適した」が正解。ここでのhospitableは「心を開いて受け入れる」コアイメージが環境の適合性に転用された用法。生命が生存できる条件・環境を指しており、「もてなし」という日本語を当てはめると不自然になる典型例。inhospitable environment(過酷な環境)の対義語として覚えておくと文脈理解が深まる。
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