chairman
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
chairmanは「chair(椅子)」+「man(人)」が語源で、文字通り「椅子に座る人」を指す。歴史的に、会議や委員会では議長だけが椅子(chair)に座り、他の参加者は立ったり別の席に座ったりしていたことから、会議を取り仕切る最高権威者を意味するようになった。そのため単に「議長」という役割だけでなく、会社・団体・委員会などの公的な組織において、議事を進行し最終的な決定権を持つトップの人物というニュアンスが強い。chairという語自体が「議長職・最高位」を表すこともあり、chairmanはそのポジションに就いた人物を指す。
2意味一覧
-
名
議長、司会者(会議・集会などで進行を仕切る人)
会議で「椅子に座る人」=場を取り仕切る権威ある立場から、議事進行を担う議長の意味が生まれた。 -
名
委員長(委員会の長)
委員会においても「最高位の椅子に座る人」として、組織を代表しまとめる委員長を指す。 -
名
会長、取締役会長(企業・団体のトップ)
企業の取締役会(board)でも「椅子に座る人」=最高権威者として、CEOより上位に置かれる会長職を指すことがある。特に「Chairman of the Board」はこの意味で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
chairmanは男性形に見えるが、現代では女性にも使われる。ただし性差を避けるため「chairperson」や「chair」が好まれる場面も多い。試験では文脈に応じて訳し分けることが大切で、常に「議長」と訳すと不自然になることがある(例:企業トップには「会長」が自然)。
presidentと混同しやすいが、chairmanは主に会議・委員会・取締役会の最高位を指し、presidentは組織全体の執行トップ(社長・大統領)を指す。企業では chairman(会長)> president(社長)の序列になることが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| chairperson | chairmanの性差を排除した現代的な表現。公式文書や学術・政治場面で好まれる。意味はほぼ同じだが、より中立的なニュアンス。 |
| president | 組織全体の執行責任者(社長・大統領)を指す。chairmanが「会議・機関の長」であるのに対し、presidentは「日常の業務・組織運営を率いるトップ」というニュアンス。 |
| moderator | 討論・パネルディスカッションなどの司会進行役に使われる。chairmanより権威・決定権は弱く、あくまで「場を円滑に進める人」というイメージ。 |
| director | 取締役・理事を指し、chairmanより下位の役職。「Chairman of the Board」は複数のdirectorたちをまとめる最高位。 |
対義語: member(一般構成員)、secretary(書記)
6派生語・関連語
-
chairwoman
名
女性の議長・委員長・会長 -
chairperson
名
議長・委員長(性別を問わない表現)
-
chair
名・動
(名)議長職・議長の地位;(動)議長を務める、会議を司会する
7コロケーション
- serve as chairman(議長・委員長を務める)
- chairman of the board(取締役会長)
- elect a chairman(議長を選出する)
8確認テスト
“The chairman of the board announced that the company would merge with its rival.”
① 委員長は、会社が競合他社と合併すると発表した。
② 議長は、会社が競合他社と合併すると発表した。
③ 取締役会長は、会社が競合他社と合併すると発表した。
④ 司会者は、会社が競合他社と合併すると発表した。
③
「chairman of the board」は「取締役会の最高位に座る人」、すなわち「取締役会長」を指す企業での定型表現。会議の進行役としての「議長」や「委員長」よりも、企業の最高意思決定者というニュアンスが強い文脈のため、③が最も自然。④の「司会者」は権威・決定権のニュアンスがなく不適切。
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