linguistics
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
linguisticsは「言語(lingua)」を「科学的・体系的に研究する学問(-ics)」を意味する。単なる語学学習(外国語を話せるようになること)とは根本的に異なり、言語の構造・音・意味・歴史・社会との関わりなどを客観的に分析・記述することを目的とする。つまり「言語を使う」のではなく「言語を研究対象とする」学問がlinguisticsのコアイメージ。この視点から、音韻論・形態論・統語論・意味論・語用論・社会言語学など多彩なサブフィールドが生まれる。
2意味一覧
-
名・不可算
言語学(言語の構造・起源・変化などを科学的に研究する学問)
言語そのものを研究対象とする学問分野であり、-icsが「学問体系」を示す。常に不可算名詞として扱われ、動詞は単数扱いになる。 -
名・不可算(専門的用法)
(特定の)言語研究・言語分析(例:computational linguistics=計算言語学)
形容詞と組み合わせることで研究サブ分野を指す用法。コアイメージ(言語を科学する)は変わらず、対象や手法が特定されるだけ。
3例文
4よくある間違い・注意点
「linguistics=語学(外国語学習)」と混同しやすいが、全く別物。linguisticsは言語を研究する学問であり、外国語を「話せるようになる」ための勉強はlanguage learningやlanguage studyと言う。linguistなら必ずしも多言語話者とは限らない。
不可算名詞なので a linguistics や many linguisticses とは言わない。また動詞は常に単数扱いで「Linguistics is…」と表現する。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| philology | 主に歴史的・文献学的な観点から言語を研究する古典的な用語。現代の記述的・科学的な言語研究を指すlinguisticsより範囲が狭く、やや古風な響き。 |
| language study | 外国語を習得するための学習活動を広く指す。linguisticsのような科学的・体系的な学問分野としての意味合いは薄い。 |
| semiotics | 記号全般の意味と機能を研究する「記号論」。言語に限らず視覚的記号・身振りなども対象とする点でlinguisticsより広い概念。 |
6派生語・関連語
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linguist
名
言語学者;(口語)数か国語を話す人
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linguistic
形
言語(学)の
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linguistically
副
言語学的に;言語の観点から -
lingua franca
名
共通語;異なる母語話者間で用いられる共通のコミュニケーション言語
7コロケーション
- applied linguistics(応用言語学)
- computational linguistics(計算言語学)
- major / specialize in linguistics(言語学を専攻する)
8確認テスト
“His research in forensic linguistics helped identify the anonymous letter writer.”
① 外国語能力
② 法言語学(言語を法的証拠として分析する学問)
③ 文学批評
④ コミュニケーション術
② 法言語学(言語を法的証拠として分析する学問)
解説:forensic(法廷の・科学捜査の)+linguisticsで「法言語学」を指す。linguisticsのコアイメージ「言語を科学的に研究する学問」が、法的文脈(匿名の手紙の書き手を特定する)に応用されている例。①の「外国語能力」はlanguage skillsに相当し、linguisticsとは全く別物。
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