negligence の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

negligence

/néglɪdʒəns/
【名】怠慢、不注意、過失

重要度
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ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。

1コアイメージ

negligence の核心
「すべき注意を「怠る」こと」

negligenceの語源はラテン語のneglegere(「選ばない・無視する」)で、neg-(否定)+legere(選ぶ・気にかける)から成る。コアイメージは「本来払うべき注意・配慮を意識的・無意識的に怠っている状態」。単なるミスや失敗ではなく、「注意を払う義務があったのにそれを欠いた」というニュアンスが核心にある。日常会話では「不注意」「ぼんやりしていた」程度のことを指すが、法律用語(tort law)では「過失」として損害賠償責任が生じる重大な概念になる。注意力を「行使しなかった/放棄した」というイメージが、怠慢・不注意・過失というすべての訳語に共通して流れている。

2意味一覧

  • 名
    不注意・うっかりミス(日常的な文脈)
    払うべき注意を怠った結果として生じる軽微な失敗。「ぼんやりしていた」「気を抜いた」という状態がコアイメージそのまま。
  • 名
    怠慢・職務怠慢(責任・義務がある文脈)
    役割や立場に伴う義務的な注意を怠ること。上司や保護者など「責任がある立場の人」が注意を放棄したニュアンスが強くなる。
  • 名
    過失(法律・医療・ビジネス文脈)
    法的義務として要求される注意水準(duty of care)を欠いた行為。negligenceが損害賠償訴訟の要件となるほど重大化したもので、コアイメージの「注意義務の放棄」が法的文脈で表面化したもの。
  • 名
    無頓着・ずさんさ(態度・習慣の文脈)
    継続的・習慣的に注意や丁寧さを欠いている状態。一時的なミスではなく「気にしない性格や姿勢」としての怠慢を指す際にも使われる。

3例文

Her negligence resulted in the death of her pet.
彼女の不注意がペットの死を招いた。
日常的な文脈。「うっかりしていた」レベルの注意不足。
The doctor was sued for medical negligence after the operation went wrong.
手術が失敗し、その医師は医療過失で訴えられた。
法律・医療文脈では「過失」と訳すのが最も適切。注意義務の違反というコアイメージが鮮明に出る。
The bridge collapsed due to the negligence of the construction company.
その橋は建設会社の過失により崩落した。
組織的・責任的文脈。「義務として当然払うべき注意を怠った」というニュアンス。

4よくある間違い・注意点

ここに注意

negligenceは単なる「失敗(mistake / error)」とは異なる。mistakeは能力不足や誤判断によるもので悪意はないが、negligenceには「注意を払う義務があったのに払わなかった」という責任の含意がある。間違えて似た語のnegligible(無視できるほど小さい)と混同しないよう注意。

carelessnessと混同されがちだが、negligenceの方がより公式・法的なニュアンスが強く、損害や結果責任を伴う文脈で使われることが多い。日常会話では carelessness の方が自然なことも多い。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
carelessness 日常的・個人的な「不注意・うっかり」に使う口語的な語。negligenceよりも軽い失敗に使われ、法的責任のニュアンスは薄い。
neglect 動詞・名詞両用で「放置・無視」のニュアンスが強い。negligenceが「注意の欠如」なら、neglectは「義務や世話を意図的に放棄する」行為そのものを指す。
dereliction 主に「職務・義務の完全な放棄」に使うフォーマルな語(dereliction of duty)。negligenceより悪質で意図的なニュアンスを帯びやすい。
oversight 「見落とし・うっかりミス」で、悪意や怠慢がなく単純に気づかなかった場合に使われる。negligenceよりも責任のニュアンスが弱い。

対義語: diligence(勤勉・注意深さ)、care(注意・慎重さ)、attentiveness(注意を払うこと)

6派生語・関連語

7コロケーション

  • criminal negligence(刑事上の過失)
  • gross negligence(重大な過失)
  • due to negligence(不注意/過失により)

8確認テスト

次の英文の下線部 negligence の最も自然な日本語訳を選びなさい。

“The hospital was held liable for negligence after a nurse administered the wrong medication.”

① 悪意
② 過失
③ 無能
④ 怠慢な態度

▶ クリックして解答を表示
② 過失。病院が法的責任を問われる(was held liable)という文脈から、注意義務の違反が損害賠償の対象となる法律・医療的な「過失」が最も適切。①の「悪意」はnegligenceに含まれないニュアンス。③の「無能」はincompetenceに近い別語。④は日本語として不自然で、この文脈では法的責任の文脈から「過失」に絞るべき。


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