seat
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
seatの根底にあるイメージは「ある物・人を特定の場所にしっかりと収める・落ち着かせる」こと。名詞の「席・座席」は「人が収まるべき場所」、動詞の「座らせる」は「人をその場所に収める行為」、「収容する」は「ある空間が何人分の人を収められるか」を示す。さらに「固定する」という意味も、ボルトや部品を所定の位置にぴたりと収めるイメージから来ている。「seat oneself」で「腰を落ち着ける」、「be seated」で「(すでに)座った状態に収まっている」と、常に『あるべき場所に収まる』感覚が根本にある。
2意味一覧
-
動詞
座らせる・着席させる
人をある場所にしっかり収める行為。他動詞なので「誰かを座らせる」という能動的な収める動作を表す。 -
動詞
(場所・乗り物などが)〜人を収容できる
「その空間が何人分を収められるか」という収容能力を表す用法。The hall seats 500.(ホールは500人収容できる)のように使う。 -
動詞
(部品・器具などを)固定する・はめ込む
物を所定の位置にぴたりと収めるイメージ。技術・機械系の文脈で使われる重要な意味。 -
名詞
席・座席・(議会などの)議席
人が収まるべき定まった場所そのもの。議席も「権力の場に収まる資格・場所」として同じコアイメージ。
3例文
4よくある間違い・注意点
seat は他動詞が基本なので「自分で座る」場合は seat oneself か be seated を使う。×I seated. ではなく ○I seated myself. / ○Please be seated. が正しい。sit は自動詞で自ら座る動作を表す点と混同しやすい。
「収容する」の意味を hold や accommodate と混同しがちだが、seat は特に「着席できる人数」に限定されており、物の収納には使わない点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| sit | 自動詞で「自分が座る」動作そのもの。seatのように他動詞として「〜を座らせる」や「収容する」用法はない。 |
| accommodate | 収容・宿泊・収納など幅広い「受け入れ」に使う。seatより広い概念で、物の収納にも使える。 |
| place | 「ある場所に置く・配置する」という意味では近いが、seatほど「人を着席させる」という特定のニュアンスは持たない。 |
対義語: stand、rise
6派生語・関連語
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seated
形容詞
着席した・座っている -
seating
名詞
座席の配置・収容人数・着席設備 -
unseated
形容詞
落馬した・(議員などが)議席を失った
7コロケーション
- take a seat(席に着く)
- seating capacity(収容人数)
- win a seat(議席を獲得する)
8確認テスト
“This cozy café seats only twenty guests at a time.”
① このこぢんまりしたカフェは一度に20人のゲストを座らせることができる
② このこぢんまりしたカフェには20席しかない
③ このこぢんまりしたカフェは一度に20人のゲストに席を勧める
④ このこぢんまりしたカフェは一度に20人のゲストを収容できる
④が最も自然。seats が「場所が〜人を収容できる能力を持つ」という動詞用法であり、①③は「誰かが誰かを座らせる」というニュアンスになり不自然。②は名詞的解釈で日本語としては自然だが、この文の述語動詞 seats の訳として不十分。「この空間が20人分を収められる」というコアイメージから④が最も本質的。
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