backyard
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
backyardは「back(後ろ)+yard(囲まれた土地)」が合わさった語。家の裏側にある、外から見えにくい自分だけの空間というイメージが核にある。物理的な「裏庭」を指すだけでなく、比喩的に「自分の縄張り・身近な場所」「誰かの勢力圏の周辺」という意味にも広がる。たとえば「Not in my backyard(うちの近くには来るな)」という表現では、自分の生活圏・管轄内というニュアンスが強調される。frontyard(前庭)が公に開かれた空間であるのとは対照的に、backyardはプライベートで親密な場所というニュアンスを持つ。
2意味一覧
-
名詞
裏庭(家の裏手にある庭・敷地)
家の「後ろ側(back)の囲われた土地(yard)」というコアイメージそのまま。外から隔てられたプライベートな空間を指す。 -
名詞
(比喩的に)自分の縄張り・身近な場所・管轄範囲
「自分のプライベートな領域」というイメージが拡張され、自分が守りたい生活圏や勢力範囲を指す。政治・外交文脈でもよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
gardenと混同しやすい。イギリス英語では家の裏の庭をgarden(ガーデン)と呼ぶことが多く、backyardはアメリカ英語で一般的。また日本語の「庭」は必ずしも裏側とは限らないが、backyardは必ず「裏手」であることに注意。
「Not in my backyard(NIMBY)」という重要表現を覚えておくこと。迷惑施設などについて「自分の近くには造るな」という住民反対運動を指す政治・社会的な表現で、大学受験でも長文中に登場することがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| garden | 主にイギリス英語で使われ、手入れされた観賞用の庭のニュアンスが強い。backyardはアメリカ英語的で、手入れの有無を問わず家の裏の土地全般を指す。 |
| yard | 家の周囲の土地全般を指し、前後を問わない。backyardは特に「裏側」に限定される点が異なる。 |
| territory | 比喩的な「縄張り・領域」の意味での類義語。ただしterritoryはより公式・広範な領域を指し、backyardは特に「自分に近い・身近な」圏域というニュアンスが強い。 |
対義語: front yard(前庭)
6派生語・関連語
-
NIMBY(Not In My Backyard)
名詞・形容詞
「うちの近くには来るな」という地域住民の反対運動・その心理を指す頭字語
7コロケーション
- in the backyard(裏庭で)
- backyard barbecue(裏庭でのバーベキュー)
- America’s backyard(アメリカの裏庭=中南米)
8確認テスト
The government was criticized for ignoring conflicts happening in its own backyard while focusing on distant international affairs.
①裏庭 ②身近な地域・お膝元 ③秘密基地 ④資源地帯
② 身近な地域・お膝元。この文は「遠くの国際問題に目を向けながら、自国のお膝元で起きている紛争を無視した」という批判の文脈。backyardの「自分の縄張り・管轄の近い場所」という比喩的コアイメージが表れている。①の「裏庭」は物理的な意味に限定されすぎており、③④はこの単語に含まれないニュアンスである。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。