hasty
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
hastyのコアイメージは「必要な時間や注意を省いてしまっている状態」です。haste(急ぎ・あわて)という名詞から派生したこの形容詞は、単に「速い」というニュートラルな意味ではなく、「速さのせいで何かが犠牲になっている」という否定的な含みを持ちます。じっくり考えるべき場面で性急に進んでしまったり、落ち着くべき場面でそわそわと焦ったりしている様子を指します。行動・判断・性格・態度のいずれにも使え、「急いだせいで慎重さや冷静さが失われている」という共通の感覚がすべての意味の根底にあります。
2意味一覧
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形容詞
あわただしい、急ぎすぎた
必要な時間をかけずに行われる行動・出来事を指す。「急いでいるせいで丁寧さや周到さが欠けている」というニュアンスが核にある。 -
形容詞
軽率な、早まった
判断や結論について使うと「十分に考える時間を省いてしまった=軽率だ」という意味になる。hasty decisionはその典型例。 -
形容詞
短気な、すぐ怒る(性格・反応について)
人の気質に使うと「感情的に反応するのが早すぎる=落ち着いて考えられない」という意味になる。a hasty temper(短気な気性)のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「hasty=速い」と単純に覚えると、fast・quickとの区別ができなくなる。hastyには必ず「急いだせいで何かが不十分になっている」という否定的なニュアンスが伴うのが最大の特徴。a hasty mealは「急いで食べる粗末な食事」であって、ただ「早い食事」ではない。
rashとの混同に注意。rashは「無謀さ・リスクへの無頓着」が核にあり、hatyは「時間・熟慮の不足」が核にある。重なる部分はあるが、hastyは「じっくり考えればよかった」、rashは「危険を顧みなかった」というニュアンスの差がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| rash | 「結果のリスクを考慮しない無謀さ」が核。hastyより行動の危険性・無鉄砲さを強調する。 |
| impulsive | 「衝動のままに動く」が核で、感情・欲求に引っ張られる主観的な動機を強調する。hastyは単に「時間が足りない」ことに焦点がある。 |
| hurried | 「急がされている・急いでいる」という状況・事実を述べるだけで、hastyほど否定的・批判的な含みは薄い。 |
対義語: careful、deliberate、cautious、patient
6派生語・関連語
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haste
名詞
急ぎ、あわてること(Make haste!=急げ!)
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hastily
副詞
あわてて、軽率に -
hasten
動詞
急がせる、急ぐ、促進する
7コロケーション
- make a hasty decision(軽率な決断をする)
- a hasty retreat(あわただしい撤退)
- draw a hasty conclusion(早まった結論を出す)
8確認テスト
She gave a hasty apology and rushed out of the room.
①丁寧な謝罪
②心のこもった謝罪
③とってつけたような謝罪
④感情的な謝罪
③「とってつけたような謝罪」が正解。hastyは「十分な時間や誠意が込められていない」というニュアンスを持つ。この文では部屋を急いで出るために謝罪がおざなりになっている様子が描かれており、「形だけ・その場しのぎ」の感覚を持つ③が最もコアイメージに合致する。①②は丁寧さや誠意を含意するため正反対の意味。④のrashとの混同に注意。
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