infectious
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
infectiousの語根はラテン語の「inficere(中に入り込んで染める)」。コアイメージは「内部に入り込み、接触によって他へと広がっていく」こと。病原体が体内に侵入して他者へうつる「伝染性の」という意味が基本だが、そこから転じて笑いや熱意など感情・雰囲気が周囲に自然と広がっていく様子にも使われる。「伝染」という言葉が持つ生物学的なイメージだけにとらわれず、「接触によって広がり、周囲を巻き込む力」というコアイメージを押さえると、両方の使われ方が自然に理解できる。
2意味一覧
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形容詞
伝染性の、感染性の(病気・病原体について)
病原体が体に入り込み(infect)、接触によって他者へ広がっていく性質を持つことを指す。コアイメージそのままの用法。 -
形容詞
(笑い・熱意・気分などが)人に伝わりやすい、うつりやすい
ポジティブな感情や雰囲気が、まるで病気のように周囲の人へ自然と広がっていくさまを表す。コアイメージの比喩的な拡張。
3例文
4よくある間違い・注意点
contagious(接触感染する)との混同に注意。infectiousは空気・飛沫など接触なしでも広がりうる病気にも使えるが、contagiousは主に「直接または間接的な接触」によってうつることを強調する。比喩的に感情が広がる場面ではinfectiousが自然で、contagious laughterも使えるが、infectiousの方がより頻繁。
日本語の「感染性の」と1対1で覚えてしまうと、笑いや喜びに使われたときに意味が取れなくなる。「広がる力を持つ」というコアイメージを軸に意味を捉えよう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| contagious | 接触(直接・間接)によってうつることに焦点。infectiousより伝播経路が限定的なニュアンス。比喩的用法も可能だがinfectiousほど一般的ではない。 |
| communicable | 主に医学・公衆衛生の文脈で使われる硬い語。「人から人へ伝わりうる」という事実を指し、比喩的用法はない。 |
| catching | インフォーマルな口語表現で「うつりやすい」の意。病気と感情の両方に使えるが、infectiousより砕けた響き。 |
対義語: non-infectious、non-contagious
6派生語・関連語
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infect
動詞
感染させる、(考えや感情を)広める
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infection
名詞
感染、伝染
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infectiously
副詞
伝染するように、うつるように -
infectiousness
名詞
伝染性、感染力
7コロケーション
- infectious disease(伝染病)
- infectious laugh / smile(うつるような笑い・笑顔)
- infectious enthusiasm(人に伝わる熱意)
8確認テスト
「His infectious optimism helped the team push through the hardest moments of the project.」
①彼の感染力のある楽観主義が
②彼の周囲に広がる前向きさが
③彼の危険な楽観主義が
④彼の過剰な自信が
②。infectiousはここで比喩的に使われており、「彼の前向きな姿勢がまるで伝染するように周囲にも広がっていった」というコアイメージが表れている。①も直訳として間違いではないが、「感染力のある」という医学的な響きが文脈に不自然。③④はinfectiousのコアイメージ(広がっていく力)と無関係な意味を当てた誤答。
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