invention
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
inventionの語源はラテン語の「invenire」(in=の中へ + venire=来る)で、「アイデアの領域に入り込む」というイメージが根底にある。つまり、それまで存在しなかったものを、思考の中から引き出してくる行為・その産物を指す。だからこそ「発明」「発明品」という訳が当てはまるが、この語には「ゼロから創り出す」という点が本質であるため、物理的な機械に限らず「作り話・でっち上げ」(=事実ではなく頭の中から生み出した話)という意味にも広がる。日本語の「発明」より守備範囲が広く、虚構のアイデアを生み出すことにも使われる点が重要。
2意味一覧
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名
発明、発明品
それまで存在しなかったものをゼロから生み出す行為・その産物。コアイメージそのもの。 -
名
作り話、でっち上げ
「実際には存在しないものを頭の中から生み出す」というコアイメージが転じて、虚構・嘘をゼロから作り出すことも表す。日本語の「発明」では対応しにくいが、英語では自然な用法。 -
名
創造力、独創性
「ゼロから生み出す力」そのものを指す抽象的な用法。人やプロセスが持つ発明的な能力を表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「発明」という訳だけを覚えると、「作り話・でっち上げ」の意味に出会ったとき全く訳せなくなる。「ゼロから頭の中で生み出すもの」というコアイメージを押さえておけば、文脈に応じた訳を自然に導ける。
inventionとdiscoveryの混同に注意。discoveryは「もともと存在していたものを見つける」(発見)であるのに対し、inventionは「存在しなかったものを生み出す」(発明)。例:the discovery of America(アメリカの発見)、the invention of the telephone(電話の発明)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| discovery | もともと存在していたものを「見つける」こと(発見)。inventionは「存在しなかったものを作り出す」点が根本的に異なる。 |
| creation | 幅広く「創造すること・創造物」を指し、芸術作品や概念にも使う。inventionは特に実用的・技術的な発明に使われることが多い。 |
| fabrication | 「でっち上げ・偽造」の意味では近いが、fabricationは否定的ニュアンスが強い。inventionの「作り話」用法はやや中立的にも使える。 |
対義語: discovery(発見)、imitation(模倣)
6派生語・関連語
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invent
動
発明する;(話などを)でっち上げる
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inventor
名
発明家、発明者 -
inventive
形
発明の才のある、独創的な -
inventiveness
名
独創性、発明の才
7コロケーション
- a brilliant invention(素晴らしい発明)
- pure invention(全くの作り話/全くのでっち上げ)
- patent an invention(発明を特許申請する)
8確認テスト
His alibi was a complete invention; he was actually at the scene.
①発明品 ②独創性 ③作り話 ④特許
③作り話。alibi(アリバイ)が「完全にゼロから頭の中で生み出されたもの」=事実ではなく「でっち上げ・作り話」であることを示している。inventionには「(存在しないものを)ゼロから生み出す」というコアイメージがあるため、物理的な発明品だけでなく、虚構の話にも使われる。①の「発明品」を選んでしまうのは「発明」という訳語しか覚えていないときの典型的な誤り。
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