ironic
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1コアイメージ
ironicのコアイメージは「表面と実態が食い違い、期待や予想と正反対のことが起きている状態」である。語源はギリシャ語のeirōneiaで「わざと無知を装う」こと。人間が意図的に言葉の表面と真意を逆にする「言語的皮肉」だけでなく、運命や状況が皮肉にも逆の結果をもたらす「状況的皮肉」も含む。日本語の「皮肉」より広く、「なんとも因果な」「何とも奇妙な巡り合わせ」というニュアンスもカバーする。火消しが火事を出す、医者が不養生—そうした「まさかの逆転」を感じさせる場面に使われる言葉だ。
2意味一覧
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形容詞
皮肉な、皮肉めいた
言葉や態度の表面と真意が逆転しているさまを指す。「褒めているようで実は批判している」など意図的な言語的皮肉がこれにあたる。 -
形容詞
(状況・運命が)因果な、なんとも皮肉な
人間の意図に関係なく、状況・運命が期待や目的とまったく逆の結果をもたらしているときに使う。「泥棒の車が警察署に突っ込む」のような「世の中の逆転劇」に多用される。
3例文
4よくある間違い・注意点
ironicを「意地悪な」と混同しないこと。あくまでも「逆転・食い違い」がポイントであり、悪意の有無は問わない。単に不運・不思議な一致を指す場合も多い。
日本語の「皮肉」は人が相手を刺す意図的な言動を指すことが多いが、ironicは状況・運命の逆転にも広く使う。This is ironic. と言うとき、誰かを責めているわけではない場合がほとんど。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| sarcastic | 相手を傷つける・見下す意図を持った辛辣な皮肉に特化。ironicが中立的な逆転の指摘なのに対し、sarcasticは攻撃的な感情が伴う。 |
| paradoxical | 論理的に矛盾しているように見えるが実は真理を含む、という知的な逆説を指す。ironicの「運命的な逆転のおかしさ」とは異なる。 |
| cynical | 人間や社会への不信・冷笑から来る皮肉っぽい態度を指す。ironicが状況の逆転に注目するのに対し、cynicalは話者の冷めた世界観を示す。 |
対義語: sincere、straightforward
6派生語・関連語
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irony
名詞
皮肉、逆説的な状況
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ironically
副詞
皮肉なことに(文頭で使われることが多い)
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ironize
動詞
皮肉を言う、反語的に述べる
7コロケーション
- it is ironic that … (〜とは皮肉なことだ)
- an ironic smile / twist (皮肉げな微笑み / 皮肉な展開)
- ironically enough (皮肉なことに十分すぎるほど)
8確認テスト
“It is deeply ironic that the man who spent his life warning about the dangers of technology died because his medical device malfunctioned.”
① 彼が技術の危険性を訴え続けた人物であるのに、医療機器の誤作動で命を落としたのは、何とも___ことだ。
① 残念な
② 因果な
③ 不思議な
④ 悲しい
② 因果な。これは「状況的皮肉」の典型で、技術批判者が技術に命を奪われるという現実と使命の完全な逆転を表している。「残念な」や「悲しい」は感情的評価にすぎず逆転のニュアンスを捉えられていない。「不思議な」は逆転の必然感が弱い。「因果な」が「期待・意図と正反対の結果になった皮肉さ」を最もよく表す。
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