misunderstand
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
misunderstandは「under(~の下に入り込む)+stand(立つ)」から来るunderstand(理解する)に、否定・誤りを表すプレフィックスmis-が付いた語。understandのコアイメージは「物事の下に立って全体を見渡すように把握する」こと。mis-はmistake(誤り)やmislead(誤った方向へ導く)と同じく「ズレた・誤った」方向性を示す。つまりmisunderstandは「把握しようとしたが、ズレた形で把握してしまう」こと。単に「知らない」のではなく、「なんらかの理解はしているが、それが実際とはズレている」という点が本質。意図・言葉・状況を実際とは異なる形で受け取ってしまうあらゆる場面で使われる。
2意味一覧
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動詞
(言葉・意図などを)誤解する、取り違える
mis-(ズレた)+understand(把握する)の組み合わせそのまま。何かを理解しようとしたが、実態とズレた形で受け取ってしまうイメージ。 -
動詞
(人を)誤って判断する、人物を見誤る
言葉だけでなく、人の性格・態度・意図全体を「ズレた形で把握する」場合にも使われる。「あの人のことを誤解していた」という文脈。
3例文
4よくある間違い・注意点
「誤解する」という日本語訳に引きずられて、always misunderstandのように進行中の癖のように使うのは自然。しかしmisunderstand a wordのように一語レベルの小さな聞き違い・読み違いには、misheard(聞き間違える)やmisread(読み違える)のほうが英語らしい。場面に応じて使い分けること。
受け身形 be misunderstood は「誤解される」だけでなく「真意がわかってもらえない」という意味で頻出。能動形だけ覚えていると読めない文が出てくるので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| misconceive | 概念・考え方そのものを最初から間違った形で捉えること。misunderstandより知的・抽象的なズレに使われ、やや硬い表現。 |
| misinterpret | 言葉・行動・データなどを解釈する段階でズレが生じるイメージ。意図的な「読み解き」のプロセスが前提にある分、misunderstandより分析的な文脈で使われやすい。 |
| misjudge | 人や状況を「判断する」段階でズレるイメージ。評価・判断に焦点があり、感情的な誤解よりも客観的な見立て違いに近い。 |
対義語: understand、comprehend、grasp
6派生語・関連語
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misunderstanding
名詞
誤解、行き違い、(婉曲的に)もめごと・トラブル
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misunderstood
形容詞・過去分詞
誤解された、真意がわかってもらえない(a misunderstood genius「誤解された天才」)
7コロケーション
- misunderstand someone’s intention(誰かの意図を誤解する)
- be completely misunderstood(完全に誤解される)
- a misunderstanding arises(誤解が生じる)
8確認テスト
“He was a misunderstood artist who only became famous after his death.”
①彼は誤解を招きやすいアーティストで、死後にのみ有名になった。
②彼は真の才能をわかってもらえなかったアーティストで、死後にようやく名声を得た。
③彼は誤りを犯したアーティストで、死後にのみ評価された。
④彼は理解力に欠けるアーティストで、死後に有名になった。
正解は②。misunderstoodは「誤解された」と直訳するより、「真意・才能・価値が正しく受け取られなかった」というコアイメージを活かすのがポイント。この文脈では生前に周囲から正当に評価されなかったという意味なので、「わかってもらえなかった」が最も自然。①は日本語として不自然かつニュアンスがズレている。③④はmisunderstoodの意味を根本的に誤解している。
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