moisture
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
moistureのコアイメージは「目には見えにくいが確かに存在する、ごく少量の水分」です。滝や川のような大量の水(water)ではなく、空気中の湿り気、皮膚の表面の潤い、植物の葉に残る朝露など、「しっとり・じんわり」とした微量の水の存在を指します。moist(湿った)という形容詞が語源で、乾燥の反対にある「ちょうどよい潤い」というポジティブなニュアンスを帯びることも多いです。skin moisture(肌の潤い)のように美容分野でも頻出し、「乾燥しきってはいない、適度に水分を含んだ状態」というイメージを押さえると、文脈ごとの訳語を自然に導き出せます。
2意味一覧
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名詞
湿り気・湿気(空気中の微量の水分)
空気中に漂う「見えない微量の水」というコアイメージがそのまま現れた意味。「湿度が高い」状態の原因となる存在。 -
名詞
水分・潤い(物や肌に含まれる少量の水分)
食品・土壌・肌など物体の内部や表面に保たれている「微量の水」。乾燥を防ぎ状態を保つ役割を持つ潤いのイメージ。 -
名詞
(目などに浮かぶ)涙・うるみ
感動や悲しみで目にわずかに浮かぶ水も「微量の水」のコアイメージに合致する。there was moisture in her eyes のように詩的・文学的文脈で使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
humidityと混同しやすいが、humidityは「空気の湿度(数値・状態)」を指す物理的・気象的な概念で、moistureは「微量の水そのもの」というより具体的な物質感がある。天気予報ではhumidityを使い、肌や食品にはmoistureを使うと覚えよう。
「大量の水・水分」にはwaterやfluidを使うのが自然で、moistureは「少量・微量の水」に限定される点に注意。drink moistureとは言わず、drink waterという。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| humidity | 空気中の水分量を数値や状態で示す気象用語。moistureが「実際に存在する微量の水」なのに対し、humidityは「湿度という概念・指標」に近い。 |
| dampness | 「じめじめした不快な濡れ」のニュアンスが強く、ネガティブな湿気を指すことが多い。moistureは中立〜ポジティブだが、dampnessは壁のカビや洗濯物の生乾き感など不快感を伴う。 |
| hydration | 「水分補給・水和」という行為や過程を指し、体や肌が水分を取り込む動的なプロセスに焦点を当てる。moistureは結果として存在する水分そのもの。 |
対義語: dryness、aridity
6派生語・関連語
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moist
形容詞
湿った・しっとりした(適度に水分を含んだ状態)
-
moisten
動詞
〜を湿らせる・しっとりさせる -
moisturize
動詞
(肌などに)水分・潤いを与える -
moisturizer
名詞
保湿剤・モイスチャライザー
7コロケーション
- retain / lock in moisture(水分・潤いを保持する)
- moisture content(水分含有量)
- moisture in the air(空気中の湿気)
8確認テスト
“Store the biscuits in an airtight container to prevent moisture from making them soft.”
① 大量の水
② 湿気・水分
③ 降雨量
④ 水蒸気圧
② 湿気・水分。ビスケットをやわらかくする原因は空気中の「微量の水分(湿気)」であり、moistureのコアイメージである「目に見えない少量の水」に完全に合致する。①の「大量の水」はmoistureのスケールと合わず、③④は気象の専門用語で文脈にそぐわない。
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