agenda
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
agendaはラテン語の「agere(行動する・行う)」を語源に持ち、「これからやるべきこと」という意味が根底にある。もともとは「行動されるべき事柄」という意味の動名詞的複数形。会議で「これから議論すべき項目の一覧」が転じて「議題」「協議事項」となり、さらに抽象化されて「(個人や組織が水面下で抱える)目的・意図・狙い」というニュアンスにも発展した。単なる「予定メモ」ではなく、「これから何かを成し遂げるために設定された行動の枠組み」というイメージを持つと、どの文脈でも訳が自然に導き出せる。
2意味一覧
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名詞
(会議などの)議題、協議内容、アジェンダ
「これからやるべきことのリスト」が会議の場に適用されると、「これから順番に扱う議題の一覧」となる。 -
名詞
(個人・組織の)目論見、意図、隠れた狙い
「成し遂げたいことの計画」が比喩的に転用され、特に「hidden agenda(隠れた意図)」のように、表には出さない目的を指すことが多い。 -
名詞
(政治・社会的な)課題、取り組むべき問題
「行動すべき重要事項」というコアイメージから、社会全体や政策上で「優先的に取り組むべき課題」を指す用法にも広がっている。
3例文
4よくある間違い・注意点
「agenda」を単なる「スケジュール帳・手帳」と誤訳しないように注意。手帳・日程表は「planner」や「diary」が適切。agendaはあくまで「何をするか・何を議論するか」という内容のリストであり、時刻表的な意味はない。
「hidden agenda」は非常に頻出の表現で、「隠された議題」ではなく「隠れた意図・腹の中の目論見」という意味になることを覚えておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| schedule | 時間軸に沿った日程・予定の配列に重点を置く。agendaが「何をするか」の内容リストなのに対し、scheduleは「いつするか」の時間的枠組みが中心。 |
| itinerary | 旅行や訪問の行程・旅程を指すことが多く、移動を伴う一連の予定を表す。agendaの持つ「議論・行動目標のリスト」というニュアンスはない。 |
| program | イベントや式典の「プログラム」「進行表」を指すことが多く、公式・公開的な性質が強い。agendaは内部的・計画的な意味合いが強い。 |
対義語: impromptu(即興・アドリブ)、ad hoc(その場限りの対応)
6派生語・関連語
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agent
名詞
代理人、仲介者、行為者(同語源:「行動する者」)
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agendum
名詞
(agendaの単数形・古語)一つの議題
7コロケーション
- set the agenda(議題を設定する/主導権を握る)
- on the agenda(議題に上がっている、検討事項となっている)
- hidden agenda(隠れた意図、腹の中の目論見)
8確認テスト
「Some critics argue that the company has a hidden agenda in pushing for this policy change.”
① この政策変更を推進する中で、会社には隠された議題がある
② この政策変更を推進する中で、会社には裏の目論見がある
③ この政策変更を押し進めるため、会社は議事録を隠している
④ 会社はこの政策変更の議題をまだ設定していない
② 「hidden agenda」は「隠れた意図・腹の中の目論見」という意味の慣用表現。agendaのコアイメージ「成し遂げるための計画・目的」が転じて、表向きとは異なる真の目的を指す。①は字義通りに訳しすぎており、③④は文意を完全に誤解している。
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