announce
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
announceのコアイメージは「不特定多数の人々に向けて、はっきりと公式に何かを知らせる」こと。語源はラテン語のannuntiare(ad-「向かって」+nuntiare「知らせる」)に由来し、「特定の誰かに」ではなく「外に向けて広く」発信するニュアンスが根底にある。だからこそ個人的な会話で「ちょっと教えるよ」という場面には使えず、企業の新製品発表・政府の政策発表・イベントの司会アナウンスなど、「オフィシャルな場での宣言・告知」に使われる。日本語の「発表する」よりも、聴衆を前提とした公式性・重みが強いのが特徴。
2意味一覧
-
動詞
(公式に)発表する、宣言する
最も典型的な用法。記者会見・プレスリリース・公式声明など、多くの人に向けて正式に知らせる行為そのもの。 -
動詞
(人の到着などを)告げる、取り次ぐ
ホテルのフロントが「○○様がお見えです」と伝えたり、式典で「ただいまご入場です」と知らせる場面。「広く外に向けて知らせる」コアが、場内全体へ伝達するイメージにつながる。 -
動詞
(放送・司会で)アナウンスする
空港や駅のアナウンス、テレビの司会など、不特定多数に向けて声を届ける場面。「アナウンサー(announcer)」という派生語にもこのコアが生きている。
3例文
4よくある間違い・注意点
tellやinformと混同しがち。tellは1対1で「伝える」、informは「情報を与える」という実務的ニュアンスが強いが、announceは公式性・広報性が高く、聴衆(オーディエンス)を前提にしている。親しい友人に「ちょっと教えるね」という場面でannounceを使うと、大げさで改まった印象になる。
announce+that節(announced that S+V)の構文を忘れずに。announce+人(×announce him)という使い方は基本的にできないため、「announce to him that…」の語順に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| declare | より強い意志・決意を持った「宣言」。announce が情報の伝達を重視するのに対し、declare は「自ら意思表明する」ニュアンスが強い(例:declare war 宣戦布告)。 |
| proclaim | announceより格式が高く、権威ある立場からの「布告・宣布」。法律・王令・宗教的宣言など、重厳な場面に使われる。 |
| notify | 特定の相手に義務的・手続き的に「通知する」こと。公式性はあるが、不特定多数への発信ではなく個別対象への連絡に近い。 |
| disclose | これまで隠れていた情報を「公開・暴露する」ニュアンスが強い。announce に含まれる「積極的な発信」というより、「明かす」という受動的解放のイメージ。 |
対義語: conceal、withhold
6派生語・関連語
-
announcement
名詞
発表、告知、アナウンス -
announcer
名詞
アナウンサー、放送員 -
unannounced
形容詞・副詞
予告なしの(に)、突然の(に)
7コロケーション
- announce a decision(決定を発表する)
- announce one’s resignation(辞任を表明する)
- officially announce(正式に発表する)
8確認テスト
“The principal announced the new school rules over the PA system.”
① 校長は新しい校則を生徒たちに説明した
② 校長は新しい校則を放送で知らせた
③ 校長は新しい校則を密かに伝えた
④ 校長は新しい校則を一人の生徒に教えた
②。PA system(校内放送)という文脈から、announceの「不特定多数に公式に知らせる」コアが最も自然に現れている。①の「説明した」はexplainのニュアンス、③の「密かに」はannounceの公開性と真逆、④の「一人に」は個別伝達でannounceの聴衆前提に反する。
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