disclose
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
discloseは「dis-(反対・除去)+close(閉じる・覆う)」から成る。「閉じた状態を解除して、中にあるものを外に出す」というのがコアイメージ。重要なのは、もともと「隠れていた・非公開だったもの」が表に出てくる点だ。単に情報を伝えるだけでなく、これまで外部に知られていなかった事実・秘密・内部情報などが明るみに出るというニュアンスを持つ。そのため「暴露」から「公式発表」まで幅広く使えるが、常に「それ以前は隠れていた」という前提がある。法律・ビジネス・報道の文脈で特によく使われる単語。
2意味一覧
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動詞
(秘密・情報などを)明らかにする、公表する
覆いが取られて情報が初めて外部に見える状態になること。公式な発表・報告のニュアンスで使われることが多い。 -
動詞
暴露する、すっぱ抜く
意図的に隠されていたものの「覆い」を力ずくで取り除くイメージ。当事者にとって都合の悪い情報が露わになる場合に使う。 -
動詞
(書類・利害関係などを)開示する、申告する
法的・業務的義務として、隠されていた情報を相手方に見えるようにする行為。金融・法律分野で特に重要な用法。 -
動詞
(隠れていたものを)あらわにする、露出させる
情報に限らず、物理的に覆われていたものが見えるようになる場面でも使える。コアイメージの最も文字通りの用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
reveal との混同に注意。reveal は「ベールを取る」イメージで驚きや発見のニュアンスが強く、感情的・劇的な場面に向く。disclose はより中立的・公式で、義務や決断に基づいて情報を公開するニュアンスがあるため、法律・ビジネス文書では disclose が圧倒的に多い。
「disclose」は必ず「以前は隠れていた情報」に使う単語。元から公開されていた情報を「伝える」だけなら tell / inform / announce などを使う。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| reveal | 「ベールを剥ぐ」イメージ。驚きや発見のニュアンスが強く感情的・劇的な文脈に向く。disclosureより非公式な場面でも使える。 |
| expose | 「さらけ出す」イメージ。当事者の意図に反して悪事・弱点が外部に出される、批判的なニュアンスが強い。 |
| divulge | 秘密を「漏らす」ニュアンスが強く、守秘義務を破るような場面で使われることが多い。やや文語的。 |
| leak | 「漏れる・漏らす」イメージ。非公式・非意図的なルートで秘密情報が外に出る場面に使う。 |
対義語: conceal、hide、withhold
6派生語・関連語
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disclosure
名詞
開示、暴露、(法的)情報公開 -
undisclosed
形容詞
未公開の、非公表の(例: an undisclosed amount「非公表の金額」) -
non-disclosure
名詞
情報非開示(例: non-disclosure agreement「秘密保持契約(NDA)」)
7コロケーション
- disclose information(情報を開示する)
- disclose a conflict of interest(利益相反を申告する)
- fully disclose(完全に開示する)
8確認テスト
“The company was fined for failing to disclose its financial losses to investors.”
① 投資家に財務損失を説明することを怠ったため
② 投資家に財務損失を開示しなかったため
③ 投資家に財務損失を過大報告したため
④ 投資家に財務損失の責任を取らせなかったため
② が正解。disclose はもともと非公開だった情報の「覆いを取り除いて見せる」コアイメージを持つ。この文脈では法的義務として投資家に知らせるべき損失データを「開示しなかった」という意味になる。① の「説明する」は explain に近く disclose のニュアンス(隠れていた事実を公開する)とは異なる。③④はそもそも文意と無関係。
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