grateful
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
gratefulの語源はラテン語の「gratus(喜ばしい、ありがたい)」。コアイメージは「誰かから何かを受け取ったことで、心の中に温かい感謝の気持ちが満ちている状態」。単に礼儀として「ありがとう」と言うthankfulとは異なり、grateful は受けた恩恵や親切が心に深く刻まれ、じんわりと感謝がにじみ出ているニュアンスを持つ。「〜してもらえると助かります」という丁寧な依頼表現にも使われるが、これも「そうしてくれたら感謝の気持ちで満ちる」というコアイメージから自然に派生している。
2意味一覧
-
形
感謝して、ありがたく思って
誰かの親切や恩恵を受けて心が温かさで満たされている状態。be grateful to 人 / for 物の形で使われる。 -
形
〜してくれると嬉しい、〜していただけると幸いです(丁寧な依頼)
「そうしてくれたら感謝の念で満たされるだろう」という未来への想定から、丁寧な依頼・お願いの表現として使われる。ビジネスメールや改まった場面で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
「grateful for 物・こと」「grateful to 人」の前置詞の使い分けに注意。よく間違えて grateful of と言ってしまう日本語話者が多いが、of は使わない。
thankful と混同しやすいが、thankful は「よかった、助かった」という安堵・幸運感が強く、grateful は「相手の恩恵・親切に心が満たされている」深い感謝のニュアンス。また I would be grateful if 〜は丁寧な依頼にも使えるが、thankful にはこの用法はない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| thankful | 「幸運にも〜だ、助かった」という安堵・幸運感が中心で、状況に対して使われることが多い。gratefulのような「人への深い感謝の念が心に満ちている」ニュアンスはやや薄い。 |
| appreciative | 価値をきちんと認識・評価しているというニュアンスが強く、「わかってくれている」というニュアンスを含む。gratefulより知的・客観的な響きがある。 |
| obliged | もともと「義務を負った」の意から「ありがたく思う」に転じた語。形式的・礼儀的な場面で用いられることが多く、gratefulほど感情の深みがない。 |
対義語: ungrateful、thankless
6派生語・関連語
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gratefully
副
感謝して、ありがたく -
gratefulness
名
感謝の気持ち(gratitudeの方が一般的) -
gratitude
名
感謝(の気持ち)
-
ungrateful
形
恩知らずな、感謝しない
7コロケーション
- be grateful to 人 for 物・事(〜に対して…に感謝している)
- I would be grateful if you could 〜(〜していただけると幸いです)
- deeply / truly / eternally grateful(深く/心から/永遠に感謝して)
8確認テスト
“I would be grateful if you could review my application before the deadline.”
① 締め切り前に私の申請を見直してくれたことを感謝しています。
② 締め切り前に私の申請を見直していただけますと幸いです。
③ 締め切り前に私の申請を見直してくれるかどうか、感謝の気持ちで考えています。
④ 締め切り前に私の申請を見直してくれないのは残念です。
② 「I would be grateful if you could〜」は「〜していただけますと幸いです」という丁寧な依頼の定型表現。would(仮定法)を使うことで「もしそうしてくれたら感謝の気持ちで満たされるだろう」というコアイメージが表れており、これが改まった依頼の言い回しになっている。①は過去形の意味として解釈しており文脈と合わない。
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