submit
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
submitは「sub-(下に)+ mit(送る・置く)」というラテン語源から成る。「自分より上位の存在・権威・ルールの下に何かを置く」というのがコアイメージ。書類を上司や機関に「提出する」のは、判断を相手に委ねるために下に差し出すイメージ。「服従する」は自分自身を相手の権威の下に置くこと。「〜と述べる(言う)」は、主に法廷・議論の場で「謹んで申し上げる」というニュアンスで、自分の意見を相手の判断に委ねる形で差し出すこと。すべての意味の根底に「自発的に、上位の者・判断に向けて差し出す」という共通イメージがある。
2意味一覧
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動詞(他動詞)
(書類・作品などを)提出する、申請する
自分の成果物や申請書を、評価・審査する上位の存在(先生・機関など)に向けて「下に差し出す」イメージ。判断を相手に委ねる行為。 -
動詞(自動詞)
(権威・力などに)服従する、従う
自分自身を相手の力や権威の「下に置く」こと。物理的な屈服でなく、自発的に(あるいはやむなく)受け入れる含意がある。 -
動詞(他動詞)
(意見・見解を)(謹んで)申し述べる、提示する
法廷や議論の場で「判断をあなたに委ねる形で申し上げる」というニュアンス。自分の主張を相手の判断に差し出すこと。 -
動詞(他動詞)
(苦痛・試練などに)さらす、受けさせる
「submit A to B」の形で、AをBという状況・力の下に置くこと。見落とされがちだが重要な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「提出する」の意味で手なり使いがちだが、submit は必ず「評価・判断する権限を持つ上位の存在への提出」に使う。友人にファイルを「送る」だけなら send/share で十分で、submit を使うと大げさになる。
「服従する」の類義語 obey と混同しやすいが、obey は命令・指示に従うこと(外からの命令への反応)、submit は権威・力全体に自らを委ねること(より包括的・内的な受け入れ)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| hand in | 口語的で日常的な「提出する」。先生への宿題提出など。submitより改まらず、権威への差し出しという含意は薄い。 |
| surrender | 「降伏する・明け渡す」。submitより強制的・劇的なニュアンスが強く、抵抗の末に屈するイメージ。 |
| yield | 「譲歩する・屈する」。圧力や議論に対して折れるイメージで、submit より受け身的・消極的なニュアンス。 |
| propose | 「提案する・申し出る」。submitの「謹んで申し述べる」用法に近いが、proposeは積極的な提案に重点があり、相手の判断に委ねる含意は薄い。 |
対義語: resist(抵抗する)、defy(反抗する)、withhold(差し控える)
6派生語・関連語
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submission
名詞
提出(物)、服従、申請
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submissive
形容詞
従順な、おとなしく従う -
submissively
副詞
従順に、おとなしく
7コロケーション
- submit a report / application / proposal(報告書・申請書・提案書を提出する)
- submit to authority / pressure(権威・圧力に服従する)
- submit A to B(AをBにさらす/AをBに提出する)
8確認テスト
“The researchers submitted their findings to the peer review process.”
① 研究者たちは自分たちの研究成果を同僚審査のプロセスに申し上げた。
② 研究者たちは自分たちの研究成果を同僚審査のプロセスに服従させた。
③ 研究者たちは自分たちの研究成果を同僚審査のプロセスに提出した。
④ 研究者たちは自分たちの研究成果を同僚審査のプロセスに紛失した。
③。研究成果(findings)を評価・判断の権限を持つ審査プロセスという上位の仕組みに「差し出す」のがsubmitのコアイメージ。ここでは判断を委ねる形で提出するという意味が最も自然。①は法廷的で不自然、②は意味が通じない。
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