occupation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
occupationの語根はラテン語の「occupare(占める・捕まえる)」。ある場所・時間・役割を自分のものとして「占有している状態」がコアイメージ。職業とは「自分の時間と労力をある仕事に占有させていること」、軍事占領とは「ある土地を力によって占有すること」、居住・使用とは「ある空間を占めて使っていること」。つまりどの意味でも「何かがあるスペース(物理的・社会的)を埋めて占めている」という感覚が底流にある。日本語訳は文脈によって「職業」「占領」「占有」と変わるが、本質は一つだ。
2意味一覧
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名詞
職業・仕事
自分の時間・エネルギーを継続的に占有させている活動=職業。「何をして日々を埋めているか」という感覚が根底にある。 -
名詞
(軍事・政治的)占領・占拠
軍隊や勢力が土地・建物を力によって占有している状態。「占める」コアイメージが物理的・政治的領域に適用された意味。 -
名詞
居住・使用(場所を占めている状態)
人や物が空間を使用・占有していること。「この建物は現在居住者がいる」のように、スペースが埋まっている状態を表す。 -
名詞
(時間を占める)活動・取り組み
趣味や日課など、自分の時間を占有している活動全般を指す。jobやworkより広く、有給の仕事でなくてもよい。
3例文
4よくある間違い・注意点
「職業」の意味でoccupationを使う場合、jobやworkと混同しがち。jobは「特定のポジション」、workは「労働行為」を指すのに対し、occupationは「社会的肩書きとしての職種カテゴリ」のニュアンスが強く、公式書類(フォームへの記入など)でよく使われる。
「occupation=職業」とだけ丸暗記すると、軍事・歴史文脈で出てくる「占領」の意味を見落とす。第二次世界大戦の「the occupation of Japan(日本占領)」のような表現は入試でも頻出なので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| profession | 高度な専門的訓練・資格を要する職業(医師・弁護士など)に限定されるニュアンス。occupationより格式が高く範囲が狭い。 |
| vocation | 天職・使命感を伴う職業。「神に呼ばれた仕事」という語源があり、内的動機や召命感が前面に出る点でoccupationと異なる。 |
| seizure | 占拠・強奪の意味ではoccupationと近いが、seizureはより突発的・暴力的な「奪い取る行為」に焦点。occupationは継続的な「支配状態」を強調する。 |
対義語: evacuation(撤退・立ち退き)、unemployment(失業)
6派生語・関連語
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occupy
動詞
占める・占領する・(時間・心を)費やす
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occupant
名詞
居住者・占有者・搭乗者 -
occupational
形容詞
職業上の・業務に関する(例:occupational hazard=職業上の危険) -
preoccupation
名詞
頭を占有する心配事・没頭・先取り
7コロケーション
- state one’s occupation(職業を申告する)
- military occupation(軍事占領)
- occupational hazard(職業上のリスク)
8確認テスト
“The prolonged occupation of the building by protesters caused significant disruption to the city.”
① 職業
② 占拠
③ 居住
④ 趣味
② 占拠。protesters(抗議者)がbuildingを長期にわたって力で「占めている」文脈。物理的・政治的にある場所を占有している状態なので「占拠」が最も自然。①職業や④趣味は文脈上意味をなさず、③居住は合法的・日常的な居住を指すため、対立・抵抗のニュアンスが含まれるこの文には不自然。
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