attorney
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
attorneyの語源はフランス語のatorner(「任命する・向かわせる」)で、「誰かのために、誰かの代わりに動く人物」というコアイメージがある。本来は法律に限らず「代理人」全般を指す語だったが、現代英語では特に法律の代理人=弁護士の意味で定着している。「自分の代わりに権限を持って動いてくれる人」というニュアンスが核心にあるため、法廷で争う場面だけでなく、書類手続きや交渉ごとを依頼する場面でも広く使われる点が重要。
2意味一覧
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名詞
弁護士(特に米国で訴訟・法律手続きを扱う)
「依頼人の代わりに法的権限を持って動く人」というコアイメージが、法律上の代理人=弁護士の意味に直結している。米国では法廷弁護士と事務弁護士の区別なくattorneyと呼ぶ。 -
名詞
代理人(法的な委任を受けた人)
コアイメージそのままの意味。power of attorney(委任状)という表現に残っており、必ずしも弁護士資格がなくても「正式に委任された代理人」を指す場合がある。
3例文
4よくある間違い・注意点
lawyerとの違いに注意。lawyerは法律の知識を持つ人全般を指す口語的な表現で、米国ではattorneyとほぼ同義に使われるが、attorneyは「法廷で依頼人を代理する資格を持つ人」というニュアンスがやや強い。英国ではattorneyはほとんど使われず、solicitor(事務弁護士)やbarrister(法廷弁護士)を使う。
power of attorney(委任状)というフレーズは試験にも頻出。ここでのattorneyは「弁護士」ではなく「代理人」の意味なので、「弁護士の権限」と訳さないよう注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| lawyer | 法律知識を持つ人全般を指す最も一般的な口語語。資格の有無や業務内容を問わないが、attorneyは依頼人を正式に代理する資格を持つ点が強調される。 |
| counsel / counselor | 法的なアドバイスを与える役割に焦点を当てた語。訴訟の代理よりも「法的助言者」というニュアンスが強い。 |
| solicitor | 英国英語で用いられる事務弁護士。契約書作成・相談業務が中心で、法廷に立つbarristerとは役割が分かれている。 |
対義語: client、defendant(被告)
6派生語・関連語
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attorney general
名詞(句)
司法長官(米国・各州の最高法律責任者) -
power of attorney
名詞(句)
委任状、代理権限
7コロケーション
- hire / consult an attorney(弁護士を雇う/相談する)
- power of attorney(委任状)
- defense attorney(弁護側弁護士)
8確認テスト
“After his mother fell ill, he was given power of attorney to manage her bank accounts.”
① 彼は弁護士の資格を取得し、母親の口座を管理した。
② 彼は弁護士費用を負担し、母親の口座を守った。
③ 彼は正式な代理権限を与えられ、母親の口座を管理した。
④ 彼は弁護士を雇い、母親の口座問題を解決した。
③
【解説】power of attorney は「委任状・代理権限」の意味で、弁護士そのものとは無関係。attorneyのコアイメージは「誰かの代わりに正式に動く人」であり、power of attorney は「その権限を与える書類・行為」を指す。①②④はいずれも「弁護士」という訳を当てはめてしまっている誤りの典型例。
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