permission
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
permissionのコアイメージは「権限を持つ者が、何かを行う余地(空間)を与えること」。語源はラテン語のpermittere(per-「通り抜けて」+ mittere「送る・行かせる」)で、「通過させること」が原義。つまり、本来は禁じられているか、あるいは制限されている行為について、権限者が「行ってよい」という扉を開けてくれるイメージ。日本語の「許可」という訳が最も対応するが、英語では「誰かが意図的に認めた状態・行為そのもの」を指すため、書面・口頭問わず、形式的なものから非公式なものまで幅広く使われる。
2意味一覧
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名
許可、認可
権限を持つ者が「通過を許す」という原義から、行為を認める・認めない判断の結果としての「許可」を意味する。 -
名
(コンピューター上の)アクセス権限
IT文脈でもコアイメージは同じ。ファイルやシステムへの「通過を許された権限の範囲」を指し、「読み取り許可」「書き込み許可」などで使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「許可を求める」と言いたいとき、ask permission ではなく ask for permission が正しい。permissionは不可算名詞が基本なので、×a permission / ×permissions とはしない(ただし、特定の許可事項を複数列挙する文脈では例外的に可算扱いされることもある)。
permitとの混同に注意。permitは動詞「許可する」または名詞「許可証(物理的な書類)」を指し、permissionは「許可された状態・行為」という抽象概念。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| consent | 同等の立場同士、または個人的・感情的な合意に使われることが多い。医療や性的同意など「本人の意志」を強調する文脈で頻出。permissionより双方向的なニュアンス。 |
| authorization | より公式・法的・組織的な文脈で使われる「承認・権限付与」。permissionよりも書類や手続きを伴う形式的な権限を指すことが多い。 |
| approval | 「良いと認める・賛同する」という評価のニュアンスが強く、許可だけでなく「承認・賛成」の意味も持つ。permissionは単に「通してよい」だが、approvalは価値判断を含む。 |
対義語: prohibition、refusal
6派生語・関連語
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permit
動詞/名詞
動詞:許可する/名詞:許可証、入場証
-
permissive
形容詞
寛大な、(規制などが)ゆるい、放任主義の -
permissible
形容詞
許可できる、許容される -
impermissible
形容詞
許可できない、許容されない
7コロケーション
- ask for permission(許可を求める)
- grant / give permission(許可を与える)
- without permission(無断で)
8確認テスト
“The researcher obtained written permission from all participants before the experiment.”
① 参加者全員からの書面による__を得た。
① 賞賛 ② 許可 ③ 報告 ④ 援助
正解:② 許可。実験を行う前に、参加者という権限を持つ当事者が「行ってよい」と認めた状態を書面で得たという文脈。「書面による許可」written permissionは実験・医療・契約場面で頻出のコロケーション。「賞賛(①)」「報告(③)」「援助(④)」はいずれも文脈・語源的に合わない。
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