basement
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
「basement」の根底にあるイメージは「base(土台・基底)+ment(場所・状態)」、つまり「建物の一番下の部分」です。地面と接するか、地面より低い位置にある階・空間を指します。単なる「暗い穴蔵」ではなく、建物の構造的な一部として設計された空間であることがポイント。住居では洗濯室・収納・趣味部屋などとして活用され、商業ビルでは店舗・駐車場・機械室になることも。また比喩的に「最底辺・最低レベル」を表す使い方(basement prices など)もこのコアから生まれます。
2意味一覧
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名
地階、地下室(建物の最も低い階)
「base(基底)」の場所なので、建物の構造上の最下層を指す。単なる穴ではなく、設計された居住・利用可能な空間として扱われる。 -
名(形容詞的用法)
最低限の、底値の(basement prices / basement level など)
「一番下」というコアイメージが比喩化し、価格や水準が「底」に達している状態を表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「underground」と混同しがち。undergroundは地下鉄・地下道など地面の下全般を指すのに対し、basementは建物に付属した設計上の地下階・地下室を指す。underground roomとは言うが、建物の地下フロアはbasementを使うのが自然。
日本語の「地下室」は薄暗い倉庫のイメージが強いが、英語のbasementは洗濯室・ホームシアター・オフィスなど生活空間として普通に使われる場所を指すことも多い。意味を狭く捉えすぎないこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| cellar | cellarはワインや食料の貯蔵を目的とした地下室に限定されるニュアンスが強く、より暗くて古風な印象。basementは設計された居住・利用空間全般に使える。 |
| underground floor | より直訳的・記述的な表現。フォーマルな建築・案内表示などで使われるが、日常会話ではbasementが自然。 |
| lower ground floor | 主にイギリス英語で使われ、地上からわずかに低い半地下フロアを指す場合が多い。 |
対義語: top floor、penthouse
7コロケーション
- in the basement(地下室に/で)
- basement apartment(地下アパート・地下住居)
- basement parking(地下駐車場)
8確認テスト
“After the flood, everything stored in the basement was ruined.”
① 屋根裏部屋に保管していたものがすべて台無しになった
② 地下室に保管していたものがすべて台無しになった
③ 倉庫に保管していたものがすべて台無しになった
④ 地上階に保管していたものがすべて台無しになった
② basementは建物の地面より低い位置にある設計された空間を指す。洪水(flood)の際には水が最初に流れ込む「一番下の空間」であることから、地下室に保管されたものが被害を受けるというのは自然な文脈。①の「屋根裏(attic)」④の「地上階」はコアイメージと真逆、③の「倉庫(warehouse/storage)」はbasementとは別の単語。
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