chip
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
chipのコアイメージは「何かから薄く・小さく削り取られた欠片」です。木材を削ったときに飛ぶ「木屑」、陶器がぶつかってできた「欠け」、そしてジャガイモを薄く切って揚げた「ポテトチップス」——すべて「元のものから薄く切り離された小片」という共通イメージでつながっています。さらにコンピュータの「チップ(集積回路)」も、シリコンの薄い板を切り出したことが語源です。動詞では「欠けさせる・削る」という意味になります。このように「薄く削られた・欠けた小片」というイメージを軸に、文脈に応じた自然な日本語訳を導き出しましょう。
2意味一覧
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名
欠片、かけら(物の一部が薄く欠けた部分)
「元のものから薄く削り取られた小片」がコアイメージであり、陶器やガラスが欠けた破片そのものを指す。 -
名
(米)ポテトチップス
ジャガイモを薄く(chip=薄い小片)スライスして揚げたものを指す。まさに「薄く切り取られた食べ物」。 -
名
(英)ポテトフライ(フライドポテト)
イギリス英語では厚め短冊状に切って揚げたものをchipsと呼ぶ。アメリカのfrench friesに相当し、chipという「切り取り」のイメージから来ている。 -
名
半導体チップ、ICチップ
シリコンウエハーから薄く切り出した(chip)集積回路の小片。現代では最も重要な意味の一つ。 -
動
欠ける、欠かせる、削る
「薄く小片を削り取る」行為そのものを表す動詞用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
英米でchipsの指すものが逆になる混乱に注意!米国でchips=薄い袋菓子(ポテトチップス)、英国でchips=フライドポテト(太め)。米国でfrench friesと言うものを英国ではchipsと言う。レストランや旅行の場面で誤解しやすいので、文脈・舞台を確認する癖をつけよう。
「a chip on one’s shoulder(過去の屈辱や不満から生まれた反抗心・いきり)」のような慣用句も頻出。直訳しても意味が通らないので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| fragment | より大きめの「砕けた破片・断片」一般を指す。薄さより「壊れて分離した」ことに重点。 |
| flake | 薄く平らに剥がれた「薄片・フレーク」。chipより自然発生的に剥がれ落ちるイメージ。 |
| slice | 意図的に切った「1枚・1切れ」。chipより厚みや意図性があり、料理文脈でよく使う。 |
対義語: whole(完全なもの)、block(塊)
6派生語・関連語
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chipper
形
元気な、陽気な(口語) -
microchip
名
マイクロチップ(超小型集積回路) -
chip away
句動
少しずつ削る、少しずつ取り除く
7コロケーション
- microchip(マイクロチップ)
- chip and pin(暗証番号付きICカード決済:英)
- chip away at ~(〜を少しずつ削る・崩す)
8確認テスト
“Scientists are developing a new chip that can process data one hundred times faster than current models.”
① ポテトチップス
② 欠け、かけら
③ 半導体チップ
④ ポテトフライ
③ 半導体チップ。「データを処理する」「現在のモデルより100倍速い」という文脈から、コンピュータ・テクノロジー分野の話と判断できる。chipはシリコンウエハーから切り出した集積回路を指すコアイメージが活きており、ここでは「半導体チップ」が最も自然。食べ物の意味(①④)や欠け(②)を選んでしまうのは文脈読み取りが不十分。
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