counterpart
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
counterpartは「counter(対して)+part(部分・役割)」から成る語で、「ある存在に対応して存在する、もう一方の側」というイメージが根底にある。元々は契約書などを二枚作成したときの「片割れ」を指した。そこから派生し、異なる組織・国・文脈において「同等の地位・機能・役割を担う存在」を指すようになった。つまり、形や立場は違っても「同じ役割・位置づけを鏡のように対応して担っている」ものを指す語。日本語の「相当する人物(もの)」という訳はこのコアから来ており、単なる類似物ではなく「構造的・機能的に対応関係にある」点が重要なニュアンスだ。
2意味一覧
-
名詞
(別の組織・国などで)対応する人物、同等の地位にある人
異なる国や組織において「同じ役割・地位に対応する」存在であるというコアイメージが直接表れている。外交や政治の文脈で最も頻出。 -
名詞
対応するもの、相当するもの(物・制度・概念など)
人だけでなく物や制度が「別の文脈で対応する存在」である場合にも使われる。「日本の○○に相当するもの」という使い方がこれ。 -
名詞
(書類・契約書などの)写し、副本、片割れ
これが語源に最も近い用法。二枚作成した証書の「もう一方の対になる部分」というコアイメージをそのまま反映している。 -
名詞
(人物・物の)対をなす存在、補完し合う相手
一方があって初めて意味をなす「対になる存在」というコアイメージから、互いを補完し合う関係性を表す用法。文学・比喩表現でも用いられる。
3例文
4よくある間違い・注意点
counterpartは単なる「似ているもの」ではなく「構造的・役割的に対応関係にある存在」を指す。similarやequivalentと混同しがちだが、counterpartには必ず「対になる相手がいて、その関係性において定義される」というニュアンスがある。
「his counterpart」のように所有格と組み合わせることが多い。「the Russian counterpart」だけでは少し不自然で、「Russia’s counterpart」や「his Russian counterpart」のように関係を明示するのが自然な使い方。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| equivalent | 「同等の価値・機能を持つもの」という意味で、対応関係よりも「同等性・互換性」に重点がある。counterpartのように「対になる相手」という関係性は薄い。 |
| correspondent | 「一致・対応するもの」を意味するが、counterpartより文語的で書き言葉に多い。また一対一の対応関係より「類似・照合」のニュアンスが強い。 |
| opposite number | counterpartとほぼ同義で「対応する立場の人」を指すインフォーマルな表現。特にイギリス英語で外交・政治の文脈でよく使われる。 |
対義語: original(原本)、unrelated party(無関係な当事者)
6派生語・関連語
-
counter-
接頭辞
「反対・対抗・対応して」を意味する接頭辞。counterpart以外にもcountermeasure(対抗措置)、counterattack(反撃)などに使われる。
7コロケーション
- one’s foreign counterpart(外国の対応する人物)
- meet with one’s counterpart(対応する立場の人物と会談する)
- male / female counterpart(男性版/女性版に相当するもの)
8確認テスト
“The CEO met with her European counterpart to discuss the merger.”
①ヨーロッパの部下
②ヨーロッパの(企業の)CEOにあたる人物
③ヨーロッパからの反対意見
④ヨーロッパの同業他社
②。counterpartは「別の組織・国において同等の役割・地位に対応する存在」を指す。この文ではヨーロッパの企業でCEOに相当する人物(=CEO同士の対応する立場の人)を表している。①の「部下」は上下関係で対応関係ではない。③④はcounterpartの意味とは異なる。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。