equivalent
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
equivalentの語源はラテン語の「aequus(等しい)」+「valere(価値がある)」。つまり「価値(value)が等しい(equal)」というのがコアイメージ。単に数量が同じという話だけでなく、「別のものだが置き換えても差し支えない同等さ」を指す点が重要。異なる通貨間の「等価換算」、異なる言語間の「対応する表現」、異なる職位間の「同等の役職」など、形は違えど価値・機能・意味が釣り合っているというニュアンスがある。equalが「完全に同一・一致」に近いのに対し、equivalentは「別物だが置き換え可能なほど等しい」という微妙な距離感を含む。
2意味一覧
-
形容詞
同等の、同価値の、相当する
「価値が等しい」コアから自然に派生する最も基本的な使い方。量・質・機能において置き換えても問題ない状態を指す。 -
形容詞
(意味・役割が)対応する、相当する
言語・文化・制度が異なっていても「同等の機能や意味を持つ」関係性を表す。形は違うが役割の価値が等しいという含意。 -
名詞
同等のもの・人、相当するもの
「価値が等しいもの」をそのまま名詞化した用法。「〜に相当するもの」と訳すとしっくりくることが多い。
3例文
4よくある間違い・注意点
equalと混同しやすいが、equalは「完全に同一・同じ」であるのに対し、equivalentは「別物だが置き換え可能なほど等しい」という距離感がある。’1+1 equals 2’とは言うが、異なる単位・言語・制度を比べるときはequivalentを使う。
形容詞だけでなく名詞としても頻出(’the equivalent of〜’=「〜に相当するもの」)。’There is no equivalent of this in Japanese.’のような名詞用法を見落とさないこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| equal | 完全に同一・一致することを指し、equivalentより同一性が強い。数値や権利の完全な一致に使うことが多く、「別物を比較して同等」というニュアンスはequivalentの方が自然。 |
| comparable | 「比較できるほど似ている」というニュアンスで、同等性よりも「比較に値する」という観点が強い。equivalentほど「置き換え可能」という含意はない。 |
| corresponding | 「対応する」という意味で関係性を示すが、価値の一致よりも位置・役割の対応に焦点が当たる。 |
対義語: different、unequal、incomparable
6派生語・関連語
-
equivalence
名詞
同等性、等価(であること) -
equivalently
副詞
同等に、同様に -
inequivalent
形容詞
同等でない(主に数学・科学で使用)
7コロケーション
- be equivalent to〜(〜に相当する・等しい)
- the equivalent of〜(〜に相当するもの)
- roughly / approximately equivalent(おおよそ同等の)
8確認テスト
“Sending that email was the equivalent of declaring war.”
① そのメールを送ることは宣戦布告と同等だった。
② そのメールを送ることは宣戦布告より価値があった。
③ そのメールを送ることは宣戦布告を意味しなかった。
④ そのメールを送ることは宣戦布告とは無関係だった。
①。’the equivalent of 〜’は名詞用法で「〜に相当するもの」を表す。メールという形は違うが、「宣戦布告と置き換えても差し支えないほどの重大な意味・価値を持つ行為」というコアイメージが表れている。equivalentは「形は異なるが価値・意味が同等」という点が核心なので、①が最も自然。
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