courtesy
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
courtesyのコアイメージは「相手の立場や感情を思いやった、洗練された振る舞い・態度」です。語源はフランス語のcour(宮廷)に由来し、もともとは「宮廷にふさわしい礼儀正しい振る舞い」を意味していました。そこから派生して、単なるルール上の礼儀ではなく、相手への敬意や配慮が自然ににじみ出た行動・言葉全般を指すようになります。「礼儀」という堅い訳だけでなく、「親切な取り計らい」「サービス精神」「優遇」といった幅広い意味を持つのも、この「相手を気持ちよくさせるための配慮」というコアが共通しているからです。複数形courtesiesになると「儀礼的なあいさつや社交辞令」という具体的な行為を指すことも覚えておきましょう。
2意味一覧
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名詞
礼儀、礼節
相手への配慮ある振る舞いという中心的な意味が最もストレートに現れたもの。単なる形式的なマナーではなく、相手を尊重する心から生まれる礼儀正しさを指す。 -
名詞
親切(な行為)、思いやりのある配慮
相手を気持ちよくさせる配慮が、具体的な「親切な行為」として現れたもの。do someone the courtesy of doing(〜するという礼儀を示す)という形で使われることが多い。 -
名詞
優遇、特別サービス(無料・好意によるもの)
ビジネスや公的な場面で、相手への配慮として料金や手間なしに提供されるサービスを指す。courtesy bus(無料シャトルバス)やcourtesy call(表敬訪問)などがその例。 -
名詞(複数形 courtesies)
社交辞令、儀礼的なあいさつ
配慮ある振る舞いが形式化・慣例化したもの。「空気を読んだ儀礼的なやりとり」という意味合いで、掲載例文のように「exchange courtesies(社交辞令を交わす)」のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
courtesy を単に「礼儀」と覚えてしまうと、courtesy bus(無料シャトルバス)やcourtesy copy(儀礼的な配布コピー)などビジネス・実用的な文脈での「サービス・特典」という意味が読み取れなくなる。コアイメージ「相手への配慮ある振る舞い」から意味を柔軟に解釈する習慣をつけよう。
politeness(礼儀正しさ)と混同しやすいが、politeness はマナーや社会的ルールへの適合に重点があるのに対し、courtesy は相手を思いやる心・配慮から生まれる振る舞いという温かみが強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| politeness | 社会的なマナーやルールに沿った「礼儀正しさ」を指し、形式的な側面が強い。courtesyよりも機械的・表面的なニュアンスになりやすい。 |
| civility | 社会の一員として最低限守るべき「礼節・丁寧な態度」。courtesyよりも冷たく形式的で、積極的な思いやりより「最低限の敬意」に近い。 |
| etiquette | 特定の場面や社会で定められた「礼儀作法・エチケット」。明文化されたルールに基づく点でcourtesyより規則的・形式的。 |
対義語: rudeness、discourtesy、impoliteness
6派生語・関連語
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courteous
形容詞
礼儀正しい、思いやりのある
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courteously
副詞
礼儀正しく、丁寧に -
discourtesy
名詞
無礼、失礼な行為
7コロケーション
- have the courtesy to do(〜するほどの礼儀を持つ)
- by courtesy of 〜(〜のご好意で、〜の提供で)
- courtesy call / visit(表敬訪問)
8確認テスト
The hotel offers a courtesy car to all guests arriving at the airport.
① 有料の貸し出し車
② 礼儀正しい運転手付きの車
③ 無料の送迎車
④ 観光用の案内車
③ 無料の送迎車。courtesy+名詞の形で「相手への配慮として無料で提供されるもの」を表す用法。ホテル側が宿泊客への思いやりとしてコストをかけずに提供するサービスなので「無料の送迎車」が最も自然。①②④はcourtesyの「配慮による無償提供」というコアイメージを捉えられていない誤答。
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