clarify
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
clarifyの語源はラテン語の「clarus(明るい・透明な)」+「facere(する)」。コアイメージは「濁ったものから不純物を取り除き、透き通った状態にする」こと。液体を浄化するように、情報や考えの「曖昧さ・不明瞭さ」という濁りを取り除いて、すっきりと見通せる状態にする。そのため「説明をはっきりさせる」「誤解を解く」「疑問点を明確にする」など、知的・言語的な文脈で広く使われる。物理的な液体の浄化(バターを澄ます等)にも使うが、受験英語では情報・意見・立場を「透明にする=明確にする」用法が中心。
2意味一覧
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動詞(他動詞)
(説明・状況などを)明確にする、はっきりさせる
情報の「濁り」=曖昧さや混乱を取り除いて、聞き手や読み手がクリアに理解できる状態にすること。ディスカッションや学術文章でよく使われる。 -
動詞(自動詞)
(状況・疑問などが)明らかになる、明確になる
自動詞では「濁りが自然に晴れていく」イメージ。主体が意図的に行動しなくても、物事が透き通ってくる様子を表す。 -
動詞(他動詞)
(バターや液体を)澄ます、浄化する
最も文字通りのコアイメージ。物理的な液体から不純物を取り除いて透明・純粋にすること。料理用語「clarified butter(澄ましバター)」はこの用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
clarifyは「新しい情報を付け加える」のではなく「既存の曖昧さを解消する」ニュアンスが強い。そのためexplain(一から説明する)とは異なり、「すでに何かが伝わっているが不明瞭な部分がある」文脈で使うのが自然。
「clarify that ~」の形で「~であることを明確にする」と使えるが、「clarify why ~」「clarify what ~」など疑問詞節も続けられる。単純に「説明する=clarify」と覚えると使い方が狭くなるので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| explain | 一から順を追って「説明する」全般に使う広い語。clarifyのように「曖昧さを解消する」という前提はなく、初めて情報を伝える場面でも使える。 |
| elucidate | 難解なことを詳しく解き明かすフォーマルな語。学術論文や専門的文脈で使われ、clarifyより堅い響きがある。 |
| specify | 「具体的に特定する」ことに焦点を当てる語。数値・条件・詳細をはっきりさせる文脈で使われ、曖昧さ全般の解消というよりピンポイントな明示に使う。 |
対義語: obscure、confuse、muddy
6派生語・関連語
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clarification
名詞
明確化、説明、浄化 -
clarity
名詞
明確さ、透明性(「澄んだ状態」そのものを指す) -
clear
形容詞
明確な、透明な(同語源で「澄んだ」状態を表す)
7コロケーション
- clarify one’s position(立場を明確にする)
- clarify a misunderstanding(誤解を解く)
- seek clarification(説明・明確化を求める)
8確認テスト
The manager asked the employee to clarify the discrepancy in the report.
① レポートの矛盾点を隠すよう求めた
② レポートの矛盾点を明確に説明するよう求めた
③ レポートの矛盾点を修正するよう求めた
④ レポートの矛盾点を無視するよう求めた
②が正解。clarifyのコアイメージは「濁り(=曖昧さや不明確な点)を取り除く」こと。discrepancy(矛盾・食い違い)という「濁り」に対して、その原因や理由を透明にして見せるよう求めている文脈。③の「修正する」はcorrectやfix、①の「隠す」はconcealなど別の語が適切。
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