cuisine
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
cuisineはフランス語の「cuisine(台所・料理)」から英語に入った言葉で、単に「食べ物」や「料理の一品」を指すのではなく、ある地域・国・文化・レストランに固有の「料理の様式・体系全体」を意味する。家庭で日常的に作る料理(cooking)とは異なり、伝統・技法・素材の組み合わせなどが体系化されたものというニュアンスを持つ。「フランス料理」「和食」「地中海料理」のように、背後に文化的・歴史的な積み重ねがある料理スタイルそのものを指す点が核心。単なる「料理」より格式・専門性が感じられる語として使われることが多い。
2意味一覧
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名
(特定の国・地域・文化に固有の)料理(様式)
文化的背景が体系化された料理スタイル全体を指すコアイメージそのもの。「イタリア料理」「タイ料理」のような使い方が典型。 -
名
(特定のレストランやシェフの)調理のスタイル・腕前
体系化されたスタイルというコアイメージが、国や地域だけでなく個人・店舗のレベルにも適用され、「あの店ならではの料理」を指す場合にも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
cuisineは「一皿の料理(一品)」ではなく「料理スタイル・様式の体系」を指す。個々の料理一品はdish、foodが適切。’I ate a cuisine.’ とは言わず、’I ate a dish of Thai cuisine.’ のように使う。
cookingとの混同に注意。cookingは「料理すること・料理の行為や結果」を幅広く指すが、cuisineは文化・地域・技法と結びついた格式ある「料理スタイル」を指す。家庭料理にはhome cookingを使い、home cuisineとは通常言わない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| cooking | 「料理すること」という行為や、その結果の料理全般を指す。文化的体系というニュアンスは薄く、日常的・家庭的な文脈でも使える。 |
| food | 最も広義の「食べ物・料理」で文化的体系のニュアンスはない。Japanese food ≒ Japanese cuisine だが、foodの方がよりカジュアルで包括的。 |
| gastronomy | 料理を芸術・科学として研究・探求するという意味合いが強く、cuisineよりさらに高尚・学術的なニュアンス。 |
6派生語・関連語
-
culinarian
名
料理人・料理の専門家(やや格式ある語) -
culinary
形
7コロケーション
- French / Italian / Japanese cuisine(フランス/イタリア/日本料理)
- fusion cuisine(フュージョン料理・創作料理)
- local cuisine(郷土料理・地元の料理)
8確認テスト
“The chef spent years mastering the cuisine of Sichuan province, famous for its bold, spicy flavors.”
① シェフは四川省の食材を何年もかけて習得した。
② シェフは四川省の料理様式を習得するために何年も費やした。
③ シェフは四川省の食習慣を何年もかけて調査した。
④ シェフは四川省の台所設備を何年もかけて整えた。
② cuisineは「ある地域に固有の体系化された料理スタイル・様式」を指す。四川省という地域に根ざした料理の技法・スタイル全体を「習得する(mastering)」という文脈なので、「料理様式」と訳すのが最も自然。①の「食材」や③の「食習慣」はcuisineの意味からズレており、④はそもそも誤り。
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