delete
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
deleteのコアイメージは「もともとそこにあったものを、存在しなかったかのように完全に取り除く」こと。ラテン語のdelere(破壊する・消す)に由来し、単に「見えなくする」のではなく「記録・痕跡ごと抹消する」というニュアンスが根底にある。デジタルデータの削除が最も身近な用法だが、文書中の文字・語句を「削除・抹消する」場面でも使われる。「隠す」でも「移動させる」でもなく、もはやそこには存在しないという完全な消去が核心。そのため誤って使うと取り返しがつかないイメージが伴う。
2意味一覧
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動詞
(データ・ファイルなどを)削除する、消去する
デジタル上の記録を「存在ごと消し去る」コアイメージそのもの。moveやhideと違い、完全な消去を意味する。 -
動詞
(文書・テキスト中の語句などを)削除する、抹消する
書かれた言葉を「記録から取り除く」行為。校正や編集の文脈で使われ、「消し去る」コアイメージが文字・語句に適用される。 -
動詞
(アカウント・メンバーなどを)抹消する、除名する
人や組織の存在をリストや記録から「跡形もなく消す」ことで、コアイメージが社会的・制度的な場面に拡張したもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
removeとの混同に注意。removeは「取り外す・取り除く」で移動や分離のニュアンスがあり、完全消去とは限らない(例:remove a file from a folder はフォルダから移動する場合も含む)。deleteは「跡形もなく消去する」という点でより強い表現。
eraseとも混同されやすいが、eraseは「上書き・こすり取りによって消す」イメージが強く、黒板の文字やテープの録音内容を消す場面に使われやすい。deleteはデジタル・文書上の記録の完全消去に特化したニュアンスを持つ。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| remove | 「取り除く・取り外す」というニュアンスで、消去先への移動や分離を含む場合がある。deleteほど「完全消去」の強さはない。 |
| erase | 「こすって消す・上書きして消す」という物理的・感覚的イメージが強い。黒板・テープ・記憶などに使われ、deleteよりアナログな場面にも対応する。 |
| cancel | 「取り消す・キャンセルする」で、予約や計画を無効にする文脈が多い。消去そのものよりも「効力をなくす」意味合い。 |
対義語: insert、add、save、restore
6派生語・関連語
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deletion
名詞
削除、消去;(遺伝子の)欠失 -
deleted
形容詞
削除された、消去された
7コロケーション
- delete a file(ファイルを削除する)
- delete an account(アカウントを削除する)
- permanently delete(完全に削除する・永久消去する)
8確認テスト
“The editor asked the writer to delete several paragraphs to meet the word limit.”
①いくつかの段落を別のページに移動する
②いくつかの段落を書き直す
③いくつかの段落を削除する
④いくつかの段落を非表示にする
正解は③。deleteのコアイメージは「存在ごと完全に消し去ること」。①の「移動」はmove、②の「書き直し」はrewrite、④の「非表示」はhideに対応し、いずれも「痕跡が残る」点でdeleteとは異なる。deleteは記録から完全に取り除くという意味なので「削除する」が最も自然。
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