flu
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
fluは「influenza(インフルエンザ)」の短縮形。influenzaはイタリア語で「影響・流行」を意味し、星の影響で病気が流行するという中世の考え方に由来する。fluはその口語的な短縮形として定着しており、単なる「風邪」ではなく、高熱・全身倦怠感・筋肉痛を伴う流行性の感染症を指す。コアイメージは「社会に一気に広がる、力強い流行病」。ただし日常会話では、厳密な医学的診断とは関係なく、ひどい体調不良を指してfluと使うことも多い。この「広まる・影響を及ぼす」というニュアンスが語の根底にある。
2意味一覧
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名詞
インフルエンザ(流行性感冒)
「広く流行する病」というコアイメージ通り、ウイルスが社会全体に急速に広がる感染症を指す最も基本的な意味。 -
名詞
(口語)ひどい感冒・体調不良全般
日常会話では医学的に確定していなくても、発熱・倦怠感などつらい症状を伴う体調不良をfluと呼ぶことがある。「強烈に体を侵すもの」というニュアンスが背景にある。
3例文
4よくある間違い・注意点
「flu」と「cold(風邪)」は混同されがちだが、医学的には別物。coldは鼻水・軽い喉の痛みが中心で比較的軽症。fluは高熱・全身の筋肉痛・強い倦怠感を伴い急激に発症するのが特徴。会話では区別が曖昧になることもあるが、受験英語では意識しておこう。
冠詞に注意。「have the flu」が標準的で、theをつけるのが慣用的。「have a flu」とaをつけることもあるが、theが圧倒的に一般的。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| influenza | fluの正式な医学・書き言葉表現。学術論文や医療機関での文書ではinfluenzaが使われ、会話・新聞ではfluが好まれる。意味は同じ。 |
| cold | 「風邪」一般を指し、fluより症状が軽い。発熱が低く、鼻・のどの症状が中心。「広く社会に流行する」というfluのコアイメージとは異なり、個人的な軽い不調に近い。 |
| bug | 口語で「ウイルス性の病気・感染症」を広く指す。stomach bugのように特定しない体調不良にも使われ、fluより意味が広く曖昧。 |
6派生語・関連語
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influenza
名詞
インフルエンザ(fluの正式形) -
flulike
形容詞
インフルエンザに似た(flulike symptomsで「インフルエンザ様症状」)
7コロケーション
- catch / get the flu(インフルエンザにかかる)
- flu shot / flu vaccine(インフルエンザの予防接種)
- come down with the flu(インフルエンザで倒れる・発症する)
8確認テスト
“The flu swept through the office, and nearly half the staff called in sick.”
① 風邪が流行して、スタッフの半数近くが有給休暇を取った。
② インフルエンザが猛威を振るい、スタッフの半数近くが病欠の連絡を入れた。
③ 花粉症が広がり、スタッフの半数近くが早退した。
④ 食中毒が発生し、スタッフの半数近くが仕事を休んだ。
②。「swept through(〜中に一気に広がった)」という動詞との組み合わせが、fluのコアイメージ「社会・集団に急速に広まる流行病」を最もよく表している。callIn sick は「病欠の連絡を入れる」という慣用表現。coldは軽症で職場全体に広まる印象は薄く、花粉症や食中毒はfluとは異なる。
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