scientific
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
scientificのコアイメージは「scienceの性質を持つ」こと。scienceはラテン語scire(知る)を語源とし、「観察・実験・検証というプロセスを経た知の体系」を意味する。つまりscientificとは単に「理科・自然科学に関係する」だけでなく、「感情や主観を排し、体系的・再現可能な方法で物事を調べている」という方法論的ニュアンスを強く持つ。だから「科学的な証拠」は「ちゃんと検証された揺るがない根拠」というニュアンスを帯び、「scientific approach(科学的なアプローチ)」は「感覚頼みでなく、手順を踏んだ合理的な方法」を意味する。自然科学の文脈に限らず、日常でも「systematic(体系的)」なものを指して使われうる点が重要。
2意味一覧
-
形容詞
科学の、科学に関する
「science(知の体系)に属する・由来する」というコアから、自然科学の領域に関わる事柄全般を指す最も基本的な用法。 -
形容詞
科学的な、客観的・体系的な方法に基づいた
「感情や思い込みを排し、観察・仮説・検証というプロセスを踏んでいる」というコアから、方法論の厳密さを称える用法。「この分析は科学的だ」のように、必ずしも理科の話でなくても使える。 -
形容詞
(口語)精密な、系統立った(比喩的に)
コアイメージの「体系的・合理的」の側面が拡張し、料理・スポーツ・ビジネスなど科学と無関係な場面でも「実に計算された、無駄のない」という褒め言葉として使われる用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「科学的な=正しい」と単純に思い込みがちだが、scientificはあくまで「方法論が体系的・客観的である」ことを指す。scientific theory(科学理論)は「証明された事実」ではなく「科学的手続きに則って構築された説」であり、「theory」には仮説の意も含む点に注意。
technical(技術的な・専門的な)との混同に注意。scientificは「科学の手法・領域に基づく」、technicalは「特定の技術や専門知識に関わる」というニュアンスの違いがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| empirical | 「実験・観察という実証データに基づく」ことに焦点。scientificより「実際のデータを重視する」ニュアンスが強く、哲学・研究分野でよく使われる。 |
| systematic | 「体系的・順序立った」ことに焦点。科学とは無関係な文脈でも使え、scientificより「手順の整然さ」を強調する。 |
| analytical | 「分析的な・物事を細かく分解して考える」ことに焦点。scientificより思考スタイルに言及する言葉で、理系・文系問わず使う。 |
対義語: unscientific、intuitive、anecdotal
6派生語・関連語
-
science
名詞
科学、自然科学 -
scientifically
副詞
科学的に、体系的に -
scientist
名詞
科学者 -
pseudoscientific
形容詞
疑似科学的な(pseudo-=偽りの)
7コロケーション
- scientific evidence(科学的証拠)
- scientific research / study(科学的研究)
- scientific method(科学的手法)
8確認テスト
“His coaching style is almost scientific — he tracks every player’s performance data and adjusts training accordingly.”
① 科学の授業のような
② 体系的で合理的な
③ 難解でわかりにくい
④ 理系っぽくて冷たい
② 体系的で合理的な。この文はスポーツコーチングの話であり、自然科学とは直接関係がない。「データを追跡し、それに応じてトレーニングを調整する」という文脈から、scientificは「感覚頼みでなく、体系的・客観的な方法で行われている」というコアイメージで使われている。①は自然科学の授業とは無関係な場面なので不自然、③④はコアイメージに反する。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。