dumb
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
dumbのコアイメージは「本来あるべき機能が失われ、封じられている」こと。もともとは「口がきけない・無言の」という意味が中心で、これが「知性・思考力も封じられた=ばかな」という意味へと拡張された。声を発する能力が欠如している状態が根底にある。現代の口語では「ばかな・愚かな」という意味が主流だが、医療・文学的文脈では今でも「無言の・声が出ない」の意味で使われる。また「あまりのことに言葉を失うほどの」という文脈でも機能し、stupidよりもカジュアルで感情的な色合いが強い。
2意味一覧
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形容詞
ばかな・愚かな
知性・判断力が「封じられた」状態→思慮が欠けている、という拡張。口語でもっとも頻出の意味。 -
形容詞
口のきけない・無言の
コアイメージそのもの。声という機能が失われた・封じられた状態を指す。 -
形容詞
(驚き・ショックなどで)言葉を失った・唖然とした
外からの強烈な刺激によって一時的に「声が封じられた」状態。struck dumb(唖然とする)という表現で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
dumbはもともと「口がきけない」という医学的な状態を指す語で、現在は当事者にとって差別的なニュアンスを持つとして避けられる傾向がある。「愚かな」の意味で使う際も、stupidより口語的でぞんざいな響きがあるため、フォーマルな文章では使用に注意が必要。
dumbfoundedと混同しないこと。dumbfounded(=dumbfound の過去分詞)は「唖然として言葉を失った」という意味の形容詞で、dumbのコアイメージが別語と融合した派生表現。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| stupid | 知能や理解力そのものが低いことを指し、dumbより直接的・侮辱的。dumbは「その行為・発言が愚か」というニュアンスが強い。 |
| foolish | 判断力の欠如に焦点。dumbより文語的・穏やか。 |
| silent | 「無言の」という意味でのdumbの類義語。silentは自発的・状況的な沈黙、dumbは能力や衝撃による無言に使われることが多い。 |
対義語: smart、intelligent、articulate
6派生語・関連語
-
dumbly
副詞
黙って・無言のままで -
dumbfound
動詞
唖然とさせる・言葉を失わせる -
dumbfounded
形容詞
唖然とした・言葉を失った -
dumbbell
名詞
ダンベル(もとは「音の出ない鐘の形」から)/(俗語)間抜けな人
7コロケーション
- struck dumb(唖然として言葉を失う)
- play dumb(知らないふりをする・しらを切る)
- dumb luck(まぐれの幸運・棚ぼた)
8確認テスト
When he heard the shocking news, he just stood there, playing dumb.
① ばかのふりをして立っていた
② 何も聞こえないふりをして立っていた
③ 知らないふりをして(しらを切って)立っていた
④ 言葉を失って立っていた
③ play dumbは「知らないふりをする・しらを切る」という重要イディオム。「声・反応を封じて見せる」というコアイメージから、意図的に知識や関与を隠す行為を表す。①の「ばかのふりをする」では文脈に合わず、④はstruck dumbの意味に近い別の表現。
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