headquarters
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
headquartersは「head(頭・指揮)」+「quarters(居場所・区画)」から成る複合語。「頭脳=意思決定が行われる場所」というイメージが核心にある。軍事用語として「司令部」を意味したのが起源で、そこから企業・組織全体を統括する「本部・本社」へと意味が広がった。重要なのは、単なる「事務所」ではなく、組織の意思決定・指揮命令が発せられる中枢地点という点。個々の支社(branch)や支部とは異なり、全体をコントロールする「頭」の役割を担う場所を指す。語尾の-sは常につく複数形(または単数扱いの場合もある)という文法的特徴にも注意が必要。
2意味一覧
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名
本部、本社(企業・組織の中枢)
組織の「頭脳」が集まる場所として、企業や団体の意思決定の中心地を指す。支社・支部に対する「中心」として使われる。 -
名
司令部(軍・警察などの指揮の中心)
語源である軍事的な意味合いで、作戦・指揮命令が下される拠点を指す。ニュースや映画で警察や軍の「指令室」として使われることも多い。 -
名
(活動・運動の)拠点、中心地
必ずしも正式な組織でなくても、ある活動の中心となっている場所に対してもコアイメージが適用され、「拠点」「活動の本拠地」として使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
headquarters は常に語尾に -s がつく形で使われるが、動詞は単数扱い(is)になることも複数扱い(are)になることもある。特にイギリス英語では複数扱いが一般的(The headquarters are…)。単数形 headquarter は動詞として使われることがある(be headquartered in ~「~に本社を置く」)ので混同しないように注意。
「本社」と聞くと office や company を思い浮かべがちだが、headquarters は「意思決定の中枢」という意味合いが強く、軍・警察・国際機関など幅広い組織に使える。単なる「オフィス(office)」とは格が異なる点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| head office | 主にビジネス文脈で使われる「本社・本店」。headquarters より規模感が小さい企業でも使いやすいカジュアルな表現。軍や警察には使わない。 |
| central office | 行政機関や組織の「中央事務所」というニュアンス。意思決定の「頭脳」というより、中央集権的な事務的拠点のイメージが強い。 |
| command center | 軍・警察・緊急対応など、リアルタイムの指揮・作戦管理を行う拠点を指す。headquarters より一時的・即応的なニュアンス。 |
対義語: branch(支社、支部)、subsidiary(子会社)
6派生語・関連語
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headquarter
動
〜に本社(本部)を置く(主に受動態 be headquartered in で使用) -
headquartered
形
〜に本社を置く(be headquartered in Tokyo「東京に本社を置く」)
7コロケーション
- be headquartered in ~(〜に本社を置く)
- establish / set up headquarters(本部を設置する)
- move headquarters to ~(本社を〜に移転する)
8確認テスト
“The UN’s headquarters is located in New York City.”
① その国連の支社はニューヨーク市にある。
② その国連の本部はニューヨーク市にある。
③ その国連の事務所はニューヨーク市にある。
④ その国連の倉庫はニューヨーク市にある。
② が正解。headquarters は「組織の意思決定・指揮の中枢となる場所」を指すため、国際機関のような大規模組織には「本部」が最も適切。①の「支社」はbranch、③の「事務所」はofficeに相当し、headquartersの持つ「指揮・中枢」というコアイメージを反映していない。④は論外。
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