infamous
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
infamousは「悪評・不名誉(infamy)」から来た形容詞で、コアイメージは「悪い意味で広く世間に知られている」こと。famousが「広く知られている」という中立的・肯定的な意味を持つのに対し、infamousはその反対語ではなく、「知名度の高さ」という性質はそのままに、「知られている中身が道徳的・社会的に許しがたい悪事や恥ずべき行為である」という否定的な色彩が強く加わっている。単に「悪い」だけでなく、「周囲がそれを知っており、世間的な評判として定着している」点が重要。自分だけが知っている悪行ではなく、広く認知された「汚名」というニュアンスを持つ。
2意味一覧
-
形容詞
悪名高い、不名誉な
「悪い内容で世間に広く知られている」というコアイメージがそのまま現れた最も代表的な訳。人・場所・出来事すべてに使える。 -
形容詞
(行為・事柄が)言語道断な、恥ずべき
悪名を広めるほどの行為そのものを形容するときの訳。コアイメージの「道徳的に許しがたいレベルの悪さ」が前面に出るパターン。
3例文
4よくある間違い・注意点
famousと混同して「有名な」と訳してしまう誤り。infamousはあくまで「悪い意味で有名」であり、肯定的な文脈には絶対に使えない。He is infamous for his kindness.のような文は不自然(または皮肉)になる。
notorious(悪名高い)との使い分けを意識しよう。notoriousは特定の悪習慣・犯罪行為に関してよく知られているというニュアンスが強く、infamousは道徳的・社会的な断罪のトーンがより強い傾向がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| notorious | 悪い行為・性質で広く知られているという点は同じだが、notoriousはどちらかというと客観的な事実の周知に焦点があり、infamousは道徳的な非難・恥ずべきというトーンがより強い。 |
| disreputable | 評判・信用を失っているというニュアンスで、infamousほど「世間に広く知れ渡っている」という含みはなく、「信頼できない・評判の悪い」という状態を指すことが多い。 |
| disgraceful | 「恥ずべき・不名誉な」という道徳的批判の意味が強く、infamousのように「世間的に有名になっている」というニュアンスは薄い。行為そのものへの非難に使いやすい。 |
対義語: famous、celebrated、reputable、renowned
6派生語・関連語
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infamy
名詞
悪名、不名誉;言語道断な行為 -
infamously
副詞
悪名高くも、言語道断にも
7コロケーション
- be infamous for ~(〜で悪名高い)
- infamous criminal / dictator(悪名高い犯罪者/独裁者)
- become infamous(悪名をはせる)
8確認テスト
“The prison became infamous after a series of brutal incidents were exposed by the media.”
① その刑務所はメディアに露出されて有名になった。
② その刑務所は一連の残虐な事件が暴露されて悪名高くなった。
③ その刑務所は一連の事件のせいで閉鎖を余儀なくされた。
④ その刑務所はメディアによって評判が回復した。
②。infamousは「悪い内容で世間に広く知られている」というコアイメージを持つ。brutal incidents(残虐な事件)が暴露された結果として使われているため、①の「有名になった」では肯定的すぎる。③④は文の内容自体が変わってしまっており不適切。「悪名高くなった」が、悪い中身が世間に知れ渡ったというコアイメージに最も忠実な訳。
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