nearby
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
nearbyは「near(近くに)」+「by(そばに)」が合わさった語で、「手が届くくらいそこにある」という空間的な近接感がコアイメージです。単なる「近い」ではなく、「少し行けばすぐある」「わざわざ遠出しなくてもいい距離」というニュアンスを含みます。形容詞として名詞を修飾したり、副詞として「近くに・近くで」という意味で動詞を修飾したりと、品詞的にも柔軟に使えます。「すぐそこの」「近隣の」「付近の」など、文脈に応じて自然な日本語を当てるのがポイントです。
2意味一覧
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形容詞
近くの、すぐそこの、近隣の
「手が届くほど近くにある」コアイメージから、名詞の前や後ろに置かれて「その場のすぐ近くにある」ことを示す。 -
副詞
近くに、すぐそばで
「そばにある」という近接感がそのまま副詞的に働き、「その場の周辺で」「少し先に」という距離感を表す。形容詞と形が同じなので、文中での役割を確認することが大切。
3例文
4よくある間違い・注意点
nearとnearbyを混同しやすい。nearは前置詞・形容詞・副詞として幅広く使われ「~の近くに」と対象を伴うことが多いのに対し、nearbyは「(既に話題になっている場所の)すぐそば」という意味が強く、対象を明示しないことが多い。例えば「near the station」はOKだが「nearby the station」は通常使わない。
nearbyは副詞としても使えることを見落としがち。「Is there a park nearby?」のnearbyは副詞で、「近くに」という意味。形容詞と同じ形なので品詞の判断に注意が必要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| near | nearは「~に近い」と距離の基準を明示することが多い。nearbyは「その場のすぐそば」というニュアンスで、具体的な対象を示さないことが多い。 |
| close | closeは物理的距離だけでなく関係の近さにも使えるが、nearbyは空間的な近さに特化している。また、closeは「close to ~」のように対象を伴うことが多い。 |
| adjacent | adjacentは「隣接している・直接くっついている」という意味で、nearbyよりも更に密着したニュアンス。かつフォーマルな語。 |
| neighboring | neighboringは「隣の・近隣の」で、主に地域・国・建物など「隣人関係にある」ものに使い、nearbyよりも地理的・社会的なつながりを含む。 |
対義語: far、distant、remote
7コロケーション
- a nearby hospital(近くの病院)
- live nearby(近くに住む)
- is there ~ nearby?(近くに~はありますか?)
8確認テスト
“She heard someone calling her name from nearby.”
① 彼女は遠くから自分の名前を呼ぶ声を聞いた。
② 彼女はすぐそばから自分の名前を呼ぶ声を聞いた。
③ 彼女は自分の名前が近いうちに呼ばれると聞いた。
④ 彼女は近所の人が名前を叫んでいるのを見た。
②
「from nearby」はnearbyが副詞として使われ、「すぐそばの場所から」という意味。コアイメージの「手が届くほど近い距離」がそのまま現れており、②が最も自然。①は「遠くから」と逆の意味。③は「近いうちに」という時間の意味に誤解した例。④は「見た」とheardを誤訳しており不正解。
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