inferiority
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
inferiorityのコアイメージは「inferior(下にある・劣った)」という形容詞から来ており、ラテン語の「inferus(下の)」が語源です。単に「劣っている」という客観的な状態だけでなく、「自分が他者より下にいる」という主観的な感覚・心理状態まで広くカバーします。物の質や性能が「劣っていること」という客観的な意味でも使われますが、特に心理・感情の文脈では「劣等感」として使われることが多いのが特徴です。「下にある」という物理的イメージが、品質・能力・心理的自己評価まで幅広く応用されています。
2意味一覧
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名詞
劣っていること・劣位
「下にある状態」そのものを指す客観的な意味。品質・地位・能力などが他と比べて下であることを示す。 -
名詞
劣等感(心理的な)
「自分が他者より下にいる」という主観的・感情的な感覚。日常会話や心理学の文脈では「inferiority complex(劣等コンプレックス)」として特によく登場する。
3例文
4よくある間違い・注意点
inferiorityは単独でも「劣等感」の意味で使えるが、日本語の「劣等感」に当たる最もポピュラーな表現は inferiority complex(劣等コンプレックス)。単語帳には「劣等」とだけ載っていることが多く、心理的ニュアンスが抜け落ちがちなので注意。
「inferiority=劣っていること(客観的事実)」と「inferiority=劣等感(主観的感情)」の2つの使い方を混同しないよう、文脈を必ず確認しよう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| inadequacy | 「不十分さ・役不足の感覚」に特化しており、自分が求められる基準に届かないというニュアンスが強い。inferiorityよりも「能力・質の不足」に焦点を当てる。 |
| subordination | 「従属・服従している状態」を指し、地位・権力関係における「下位」を強調する。心理的な劣等感よりも社会的・組織的な序列関係で使われる。 |
| mediocrity | 「平凡さ・凡庸さ」を指し、突出して劣っているわけではなく「並み・中程度」というニュアンス。inferiorityほど強い「劣位」は含まない。 |
対義語: superiority、excellence
6派生語・関連語
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inferior
形容詞・名詞
(形)劣った・下位の;(名)目下の人・部下
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inferiority complex
名詞(句)
劣等コンプレックス・劣等感(心理学用語として定着) -
superior
形容詞・名詞
(形)優れた・上位の;(名)上司・目上の人(inferiorの反意派生語)
7コロケーション
- sense of inferiority(劣等感)
- inferiority complex(劣等コンプレックス)
- feel inferiority(劣等感を感じる)
8確認テスト
“Growing up with talented siblings, she developed a deep sense of inferiority that affected her confidence for years.”
① 劣悪な環境
② 劣等感
③ 敗北感
④ 孤独感
② 劣等感。inferiorityは「自分が他者より下にいる」という主観的な感覚を表す。ここでは才能ある兄弟姉妹と育つ中で生じた心理的な「下にいる感覚」が長年の自信のなさにつながっているという文脈で、「劣等感」が最も自然。①③④はいずれもコアイメージ「下にある状態」から外れた訳であるため不適切。
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