many
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
many のコアイメージは「個々に数えられるものの集まりが多い」こと。重要なのは、many は必ず可算名詞(数えられる名詞)と使うという点。「たくさん」という感覚は日本語でも英語でも同じだが、英語では水や砂糖のような不可算名詞の量には much を使い、人・物・出来事など「1個、2個…」と数えられるものの多さには many を使うという区別が根底にある。また、many は単に「多い」だけでなく、「思ったより多い」「相当な数の」というニュアンスを帯びることもあり、文脈によって「多くの」「たくさんの」「数多くの」「相当数の」など微妙に異なる日本語があてはまる。否定文・疑問文では口語でも自然に使えるが、肯定文では a lot of の方が自然なことも多い。
2意味一覧
-
形容詞
多数の、たくさんの(可算名詞の複数形を修飾)
1つ1つ数えられるものが「大勢・大量」集まっているイメージ。people, books, times など可算名詞の複数形と必ずセットで使う。 -
代名詞
多くのもの・多くの人
名詞を省略して「多くのもの・人々」そのものを指す使い方。many of us(私たちの多く)、many of them(それらの多く)のように of を伴うことが多い。 -
名詞(the many)
大衆、一般の人々
「数の多い人たち」=社会の多数派・大衆を指す。the few(少数の特権層)と対比して使われる表現で、やや文語的・哲学的なニュアンス。
3例文
4よくある間違い・注意点
many は可算名詞の複数形にしか使えない。水・お金・情報などの不可算名詞には much を使う(× many water → ○ much water)。日本語では「たくさんの」と言えば済むが、英語では名詞が数えられるかどうかで単語が変わることを意識しよう。
肯定文で many を使うと硬くて書き言葉的に聞こえることがある。会話では I have a lot of friends. の方が自然で、I have many friends. はやや改まった印象を与える。否定文・疑問文では many の方がむしろ自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| a lot of / lots of | 可算・不可算どちらにも使えるカジュアルな表現。肯定文で最もよく使われ、many より話し言葉的。 |
| numerous | 「数多くの」という意味で可算名詞に使う点は many と同じだが、よりフォーマルで論文・報告書向け。感情的ニュアンスが少ない。 |
| several | 「いくつかの」(3〜7程度)を指し、many より少ない範囲。「相当多い」many に対して「それなりの数はある」が many ほどではないニュアンス。 |
| much | 不可算名詞の量の多さを表す。many が「数(pieces)の多さ」なのに対し、much は「量(mass)の多さ」がコアイメージ。 |
対義語: few、little(不可算名詞の場合)
6派生語・関連語
-
many-sided
形容詞
多面的な、多才な -
as many as
慣用表現
〜もの数の(多さを強調)例:as many as 100 people(100人もの) -
so many
慣用表現
非常に多くの、これほど多くの(驚きや強調を含む)
7コロケーション
- how many +可算名詞の複数形(いくつの〜)
- many times(何度も、たびたび)
- as many as +数字(〜もの数の)
8確認テスト
As many as 500 people attended the event.
① ちょうど500人が参加した
② 最大500人が参加した
③ 500人もの人が参加した
④ 約500人が参加した
③「500人もの人が参加した」が正解。as many as は「〜もの多くの」という意味で、数の多さへの驚きや強調を表す表現。「ちょうど」「最大」「約」はいずれもこのニュアンスを捉えていない。many のコアイメージである「多さの強調」がas many asという形でも表れている。
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